アニメを観れば写真における斜め構図の重要性を認識できる
コスプレイヤーからよく聞く不満は、真っ直ぐな写真ばかり撮るカメラマンがいるという話だ。原因は恐らく写真の専門学校や、プロカメラマンの開催している写真教室やワークショップなどで、写真は垂直に撮るものと教わって、それを金科玉 […]
コスプレイヤーからよく聞く不満は、真っ直ぐな写真ばかり撮るカメラマンがいるという話だ。原因は恐らく写真の専門学校や、プロカメラマンの開催している写真教室やワークショップなどで、写真は垂直に撮るものと教わって、それを金科玉 […]
自分で撮った作例もなしに写真の撮り方を語っても説得力が皆無なので、撮り方を解説する場合は極力自分で撮影した写真を載せることにしている。実際に或る方法で撮った写真と、それとは違う方法で撮った写真、どのような違いが出るのか、 […]
この年になるまで桜の品種に詳しくなかった。急に桜に対する知識欲が芽生えてきたのは、桜を、大きい枠組みで捉え直せば風景写真を積極的に撮り始めてからだ。 普段我々が目にする桜はソメイヨシノというのを知った。名前くらいは聞いた […]
畳の部屋で素敵なコスプレ写真を撮るにはどうすれば良いのか。以前別の古民家のスタジオで撮ったときは、NHK大河ドラマ『龍馬伝』のような絵作りを目指した。目指したと言っても『龍馬伝』のドラマの正確な構図を覚えているわけではな […]
人物撮影は基本逆光で撮ると綺麗に撮れると、何度も口が酸っぱくなるくらいに当ブログで述べてきたが、たまには順光で撮ってみようかという気分にもなる。 一方で場所の制約から、どうしても順光で撮るしかないというシーンもある。そし […]
白ホリゾントに比べると、黒ホリゾントが撮りやすいのはなぜだろう。白ホリゾントはどうも複雑である。光を足していくのと同時に引いても行ったり掛けていったりしているような感覚。一方で黒ホリゾントは、単純に光を足して行っている感 […]
白ホリゾンで最も綺麗に撮る方法の一つは、背景をストロボで思いっきり飛ばして、人物の輪郭を光で包み込む撮り方だ。光量の加減が難しいところではあるが、そのように撮って欲しいと言われると、俄然テンションも高まる。美しいからだ。 […]
白ホリゾントで人物を撮るのは地味に難しい。何人もの人から白は難しいと聞かされたことがある。 その原因として考えられるのは、ストロボを使って撮らないからという点。天井の照明が蛍光灯の場合は、シャッタースピードによっては蛍光 […]
桜の和風スペースで花びらを舞わせて撮る撮影。こういう時は1DXの1秒12コマの連写性能が物を言う。ワンショットで撮れないことはないが、花びらの動きに対して、指が追いつかない。やはり連写で撮った方が効率が良い。歩留まりが高 […]
知らないキャラをどう撮るかというのは難しいが、知っているキャラをどう撮るかも同じように難しい。結局の所、キャラクターを知っていようがいまいが、撮りやすかったり撮りにくかったりするのは、キャラクターの特色と、スタジオに寄る […]
またしても知らないキャラを撮る事になった。元々は滋賀のスタジオで3人の男装合わせを撮る予定だったのだが、大阪で起こった例の震度6弱の地震の影響で、一人だけ抜けられない仕事が入ってしまったことで、それなら近場の大阪のハコア […]
カメラの上にストロボを取り付けて正面からモデルに向かって光らせるよりも、ストロボをカメラから離して、モデルのサイドから光らせる方が、被写体は綺麗に写る。小型のディヒューザーをストロボに取り付けると光が柔らかくなり綺麗に写 […]
撮影した写真を家に帰りRAW現像する段階になって、どこまでやっていいものか迷うときがある。例えばコントラストを2上げた方が、この写真のイメージなら超理想的で格好よくなる。彩度を2か3下げた方が、シックでイメージにピッタリ […]
時にはソフトボックス+スロトボや、アンブレラ+ストロボで撮るときよりも、その場にある環境光を使って撮った方が、イメージ通りに撮れることがある。それも綺麗に。 スタジオのスペースによっては苦手な場所もある。どう撮ればいいの […]
久々にハコスタジアム大阪に行ったら、桜のブースが豪華になっていた。桜の量が増し、綺麗な織物が飾ってある。この日は和装のコスプレだったので、早速桜ブースへと赴いたのだが、さてどう撮るか、いきなり迷う。 こういう時はコスプレ […]
集合写真を撮るときはF値を8から11くらいまで絞る。すると描写が解像感に溢れ、メンバー全員クッキリと写る。 しかしそれだけ絞るという事は、写真が暗くなるという事でもある。この暗さをどのように補うかといったら、被写体にスト […]
おそらく1年半ぶりに雨撮影を敢行してきた。この日は朝から雨。正直雨の日の撮影はきつい。何がきついかと言ったら、荷物が重くなる。雨撮影をするとなると野外でもストロボを数台と小型三脚を持っていかなければならない。それにストロ […]
Canon EF400mm F5.6L USMを購入したのでコスプレ撮影に使ってみた。要は圧縮効果がどれくらいあるのか知りたく、つまりは背景がどれくらいキラキラする写真が撮りたかったのかを知りたかった。 被写体から距離を […]
日没後30分前後のブルーアワーと呼ばれる時間帯は、空が青く染まる。確かに様々な風景写真を撮りに行くと、日没の時間を確認して撮る事が多いので、大体日没後30分間は空が青くなり、その30分間で青い空の夜景を撮る勝負となる。3 […]
望遠レンズで撮ったツーショットの全身写真はコスプレイヤーの評判が良い。今日はそれだけを伝えるためにエディターを立ち上げた。 愛用している望遠レンズCanon EF200mm F2.8L Ⅱ USMで撮るときは、たいていの […]
リバーモールのローズガーデンがとても美しい造形で、休日のコスプレイベントの際に撮ってきた。薔薇のトンネルのようで、そこはまるで秘密の花園。天気も良く、薔薇も女の子も映える。 こういう素敵な場所に来ると、まずどう撮れば女の […]
初めて撮る場所で、それも薔薇が綺麗に咲いている場所でポートレートやコスプレを撮るときの流れなどを紹介していきたい。カメラマンがどういうことを考えて撮っているかなぞって頂ければと思う。 さてどう撮るか。やはり初めての場所は […]
集合写真、横一列なら撮るのは簡単。全員にピントが合いやすいからだ。ライティングも2灯で全員に均等に光が行き渡るように撮れる。 問題は被写体が前後するときだろう。それも2列とか3列とかではなく、5列分くらい。今回は斜めの配 […]
コスプレ撮影の後には、JPEG変換中にその日撮影した写真データを見ながら一人反省会をするのだけれど、今回は5人の集合写真。 さて集合写真を撮るときはまずライティング機材の選択から始まる。スタジオの広さ、キャラクター、人数 […]
このブログでしつこいほど、野外でポートレートを撮るときは逆光がむしろセオリーということを言い続けてきた。逆光で撮れば、人物の顔に影も落ちないし、柔らかい質感で肌が写るし、何より髪に光が帯び、リムライトの役割を果たしてふん […]
野外撮影ではレフ板は必須だ。モデルの顔にかかる影を飛ばしたり、キャッチライトを入れたり、女の子を可愛く撮るための秘訣が詰まっている。 さてこのレフ板、通常は両面になっていて、片面は白、片面は銀となっている。丸いレフ板でも […]
スマホでイラストをさっと渡されて、記者会見や雑誌の取材風にストロボが焚かれている感じで撮って欲しいと言われた。 イラストを再現して欲しいという依頼はこれまで撮ってきて何度もあった。こういうときはカメラマンの腕の見せ所とな […]
2月下旬に18人の大型併せにサブカメラマンとして参加してきた。集合写真を撮る段になり、メインのカメラマンが中央に、サブのカメラマンは横から一人一人を背景をぼかして抜いて欲しいということだった。 場所は日本家屋。畳の部屋が […]
まだコスプレ撮影を始めて間もない頃、スタジオに撮りに行ったときにコスプレイヤーさんがせっせとスタジオの備品を使ってスタジオの中にスタジオを造っていた。どういうことかというと、花や写真や花瓶や幕などを配置していって、とても […]
ダーク系のスタジオでスモークを焚いて撮る予定だったのだが、スタジオの予約が取れなかったということでお隣のホワイト系のスタジオで撮ることになった。 ブルジョワの部屋みたいなイメージの明るいスタジオだったので、今日はスモーク […]
スタジオでピンショットを撮るときのF値の設定をどうするか、当時の撮影を思い出しながら考察していきたい。 基本的にスタジオ内の人物撮影の場合は絞って撮った方がくっきりと写るから良いのだが、どうしてもぼかしたくなるときがある […]
スタジオ内で四人の集合写真を撮るときは、どのF値に設定して撮るのが理想的か。言い換えると、4人全員にピントを合わせるように努力しつつ、背景を多少なりともぼかしてしまうべきか。それとも背景もくっきり写してしまうべきか。 同 […]