興亡の世界史 アレクサンドロスの征服と神話 ー ヨーロッパ中心主義の歴史観からの脱却と、アレクサンドロス大王の実像に迫る
アレクサンドロス大王と言えば、世界史のヘレニズム文明の項目でちょろっと出てくる程度で、どういう人物かはあまりよく知らなかった。東方に大遠征をして前333年にイッソスの戦いでアケメネス朝ペルシア(アカイメネス朝)のダレイオ […]
アレクサンドロス大王と言えば、世界史のヘレニズム文明の項目でちょろっと出てくる程度で、どういう人物かはあまりよく知らなかった。東方に大遠征をして前333年にイッソスの戦いでアケメネス朝ペルシア(アカイメネス朝)のダレイオ […]
原題はDarkest Hour(最も暗い時)。まやかし戦争(仏:奇妙な戦争)を経て、ヒトラー率いるナチスドイツがいよいよベルギー・オランダ・フランスへと侵攻を開始した際の、英国首相ウィンストン・チャーチルの煩悶と決断を描 […]
全世界から賞賛と憎悪を集めたフィギュアスケーター、トーニャ・ハーディングの半生を、コメディタッチなドキュメンタリー形式で描いた作品。 トーニャ・ハーディングと言えば、1994年に起こったナンシー・ケリガン襲撃事件で一躍世 […]
信長の野望、大志。シリーズ15作品目の作品。シブサワコウ35周年作品。2作目の戦国群雄伝からほぼすべてプレイしている筆者としては待ち遠しいタイトルの1つでもある。 ただ今回購入前にアマゾンでレビューを確認すると、散々な評 […]
京アニの氷菓の大ファンで、Blu-ray全巻とオリジナルアニメBlu-rayディスク付き限定版を揃えているので、実写版氷菓の予告編が流れたときは思わず席から飛び上がりそうなくらい嬉しかった。 さて前売りも買い、特典のクリ […]
時々マッチョなアメリカらしいアメリカ映画を観たくなる時がある。今回はそれを期待してローガン・ラッキーを観に行った。前日観たブレードランナー2049のパンフレットが売り切れていたので、置いている映画館を探したついでというの […]
映画というのは宣伝を見ないことにはその映画がどのような映画なのかわかりようがないし出会いもない。映画が始まる前の予告編をいくつか見て、その中から見たい映画があったら、前売りを買ったり、気が向いた時に足を運んだりする。 私 […]
司馬遼太郎原作。ずいぶん前に読んだので、原作とどれほどかけ離れているのかわからないが、NHKの朝ドラで主役をしていた女優のホープがくノ一の役で出演している。この忍びは原作にも出てくるらしい。 関ヶ原といえば2000年ごろ […]
アメリカの海沿いの街が舞台のストーリー。終始寒風が吹いていそうな景色がしみる。登場人物は下流階級の人たち。大人から高校生まで汚い言葉が飛び交う。アメリカのテレビだとよくピー音が入るけれど、映画では表現の自由が尊重されるの […]
最果タヒの大ヒット詩集を映画化。日雇い労働者の青年と看護師の女性を軸にストーリーが進む。池松壮亮演じる日雇い労働者の青年がコミュニケーションを取るのに不器用な若者を上手く演じている。髪の毛ボサボサで、相手のことを思いやり […]
20年ほど前に、関西の深夜テレビで実験的な日本映画を見たことがある。制作はソニーピクチャーエンターテインメントだっただろうか。大学生の作った実験映画のような質感で、内容はほとんど覚えていないのだが、これといったストーリー […]
山本寛監督作品。このブルーレイを買いたいと思ったのは、オールナイトのアニソンダンパで流れた映像がきっかけだった。 即席の舞台上で様々な制服を着た7人の女子高生アイドルが、パンチラしながらもヌルヌルした動きで、自分たちの曲 […]
大仰なタイトルだ。原題はYOUTH。若さ。映画のラストシーンで、飾り気のない今風のシンプルな書体でタイトルが浮かんでくる。 どこかのオペラハウスだろうか、幻想的な光の灯る荘厳な建物がパノラマで広がる映画のポスターを目にす […]
なぜ劇場版艦これの前売りチケットを買ったかといったら、その日はちょうど楽しみにしていた「帰ってきたヒトラー」を観に来ていて、映画館のロビーで上映開始時間までのんびりとくつろいでいた。 そうしたら入り口から10代後半か20 […]
話題作「この世界の片隅に」を、年末に観に行ってきた。 元々この映画がヒットしているのを知ったのは、「この世界の片隅に」に出資している東京テアトルの株を優待目的で所有していたのがきっかけだ。Yahoo!ファイナンスの東京テ […]
コーエーテクモから発売中の真田丸をクリアしたので、レビューなどを書き記していこうと思う。結論から言うと、真田丸はここ数年プレイしてきたコーエーのゲームの中でも最高傑作の出来だった。 大河ドラマ真田丸との連動 真田丸と言え […]
80年代か90年代風の懐かしく物憂いメロディ調の日本のアイドルの歌が流れ出し、スペインの女の子が花を片手に曲に併せて鏡の前で踊る。部屋には少女が描いた日本のアニメのイラストが何枚か貼り付けられている。友達とやりとりしてい […]
久しぶりに映画を観に行ってきた。前に観たのがアニメ映画Free!Eternal Summerだったので、2ヶ月ぶりくらいか。 「愛しき人生のつくりかた」、フランス映画、ロングランで100万人動員したそうだ。原題はLes […]
新開地にあるアートビレッジ神戸に足を運び、フレンチシネマ特集で3本観てきた。一本目は二本立てで、「ラ・ジュテ」と「夜と霧」どちらも短編映画。 ラ・ジュテはほとんど静止画像だけで構成された前衛的な映画で、第三次世界大戦後に […]
大手電子書籍サイトhontoやReaderで、司馬遼太郎や柴田錬三郎、石田衣良などの電子書籍合本が半額セールとなっている。期間は2016年2月25日まで。 電子書籍honto 文春e-Books合本半額特設サイト 先日読 […]
放送開始から、京都市長選当確のニュース速報テロップが画面上に大きく長々と表示されていた。確か「龍馬伝」の時は、クライマックスの龍馬暗殺のシーンで長々デカデカと愛知県知事当確の選挙速報テロップが流れたことがあり、あの際には […]
久しぶりにグラナダTV版シャーロック・ホームズの冒険のblu-rayを視聴した。この手のブルーレイ・ボックス、買ったところでなかなか見ない。もう何度も見たものだからという理由もあるし、単に興味が失せてきてみなくなったとい […]
「学研まんが世界の歴史」と言えば、やたら細かい所まで歴史を描写している。集英社の「学習漫画世界の歴史」と比べてもその情報量は圧倒的に多い。例えばヒトラーの回ではミュンヘン一揆の一幕の描写があるが、その時の相手方の三人組の […]
本日付の読売新聞朝刊に、司馬遼太郎に関する記事が掲載されていた。何でも俳優の渡辺謙の長女で女優の杏を始め、若い女性に司馬遼太郎の小説が人気なのだそうだ。司馬遼太郎ブーム再燃の感がある。「燃えよ剣」や「新撰組血風録」などの […]
先日、歌舞伎俳優の4代目中村梅之助が逝去したニュースを見た。一瞬誰のことかよく分からなかったが、NHK大河ドラマ「花神」で主人公の大村益次郎を演じた俳優だとニュースで知って、あぁあの人かと思ったのだ。 僕は根っからの大河 […]
今回は真田昌幸(草刈正雄)・信繁(堺雅人)親子が、生涯の敵徳川家康(内野聖陽)と運命の出会いをするシーン。傍らには本多忠勝がいる。 第2回で初登場の本多忠勝は、初代仮面ライダーでおなじみの藤岡弘、(読点までが芸名)が演じ […]
今週も真田丸を観た。オープニングが終わって、砂で象られた六銭門を背景に、有働由美子アナウンサーが、朝の情報番組とはイメージの違う声で、これまでのあらすじを読み上げるシーンに毎回胸打たれる。信長の野望でシナリオを選んだ時に […]
毎週日曜夜8時が待ち遠しくなってしまった。真田丸第2回。 甲斐武田家の滅亡が描かれる。天目山に向かう途上の田野で、武田勝頼は自害。落ち延びているにしては軍容もしっかりしており、おそらく農家を利用したものと思われる陣屋も設 […]
日テレの金曜ロードショーで天空の城ラピュタを観た。もう何度目だろう。おそらく十数回は観ている。テレビでだけれど。2週連続でジブリのアニメをするとツイッターで回ってきて、今回は初めからしっかりと見てやろうと心に決めていた。 […]
今年のNHK大河ドラマは念願の真田信繁(幸村)が主役。実は2年程前に、来年の大河ドラマは何をやるだろうと戯れにツイッターで配役予想を呟いたことがあった。戦国時代好きで「信長の野望」をプレイする時はいつも真田家を真っ先に上 […]
阪神なんば駅(近鉄難波駅)の改札を通り抜けてエスカレーターを上がった先に書店がある。駅のそばにはたいていこの手の、通路の奥のスペースにすっぽりと収まったこじんまりとした書店が存在するが、いつもそういった書店の店頭に並べて […]
2015年、何気に映像の世紀でグーグル検索を掛けると、NHKの国内放送編成計画書なるものがヒットして、新・映像の世紀が放送されると明記されているのを見つけ、はじめ目を疑った。あの伝説的歴史ドキュメンタリー番組が、新しい構 […]