風景写真のような人物写真 – 光と陰を探す
撮影に入る前に、「人物小さめで、本当にどこにいるのかいないのか分からないくらい小さめで、風景写真のように撮って欲しい」と言われた。「暗めで、彩度も落として欲しい」という。「ユージさんが『これ良い感じ』という風にしあげても […]
撮影に入る前に、「人物小さめで、本当にどこにいるのかいないのか分からないくらい小さめで、風景写真のように撮って欲しい」と言われた。「暗めで、彩度も落として欲しい」という。「ユージさんが『これ良い感じ』という風にしあげても […]
スタジオにやってきてまず初めに考えるのがどう撮るか。何度か来たことがあるスタジオだったので、大体のイメージはつかめるし、これまで撮影してきたパターンも頭の中に入っている。 理想的な絵がビビッと降りてくることがある。インス […]
正月明け、ハコスタジアム大阪に仲の良いレイヤーさんたちと遊びに行った。最近はスタジオでストロボを使わない撮影も度々行っている。その場の環境光だけで雰囲気のある写真を撮りたいときに、ストロボをオフにする。 これがまた簡単な […]
黒ホリゾントで背景の壁にストロボで色をつけて撮る場合。絞りをF8〜F10まで絞ってくっきり撮るべきか、F1.4のような開放の設定で撮るべきかは迷うところだ。なぜ迷うのか。 まずF値を上げると、写真が暗くなる。写真が暗くな […]
黒ホリゾントで壁にストロボで色をつけて撮影していたのだが、そろそろ別の絵が欲しいなということになり、せっかくの黒ホリだから背景を黒で撮影してみることにした。 しかしただ黒だけだと寂しくもあるし、髪や衣装の色が黒だったので […]
2ショットの写真を撮るときは、どのようなライティングにするべきだろうか。撮影してきたのは刀剣乱舞の大和守安定と加州清光の正装。男装を撮るときは一灯で撮りたいと思うものだが、ツーショットでの撮影の場合、一灯で撮ると、どうし […]
今年もいよいよ大晦日となりました。皆さんいかがお過ごしでしょうか。この時期だと皆さんコミケでしょうか。 恒例の総決算。今年もたくさん撮影させていただきました。今年は風景写真の分野にも乗り出したりして意欲的な一年となりまし […]
こちらのピンクのスタジオ、近鉄大阪線長瀬駅スグにある3スタ。長瀬駅といえばマグロの養殖で一躍有名になった近畿大学の最寄駅で学生街のイメージが漂う。古くからの商店街が軒を連ねるが、駅から徒歩1分という立地の良い雑居ビル内に […]
ハコアム大阪のお菓子のスペース。やはり女の子はこういうスペースが好きなのだろうか。男の僕から見るとあまり惹かれないスペースなのだが、その理由の一つに簡単に綺麗に撮りにくいというのがある。 なぜかというに、まず普通の設定で […]
せっかく自然光の入るゴシック調の素敵なスタジオだし、ストロボなしで自然光で撮りたいと思う時もある。しかしコスプレ写真の場合は、ストロボで肌を飛ばした写真の方が好まれる傾向にある。ストロボでの撮影を前提として、コスプレ用の […]
人物写真を豪勢なスタジオで撮っている最中、何か足りないな、と思うことがある。なんだか寂しい。 そういう時こそストロボの出番だ。この場合はどう使うかというと、天使のような雰囲気を出すために、光をファーーーーっと演出してやれ […]
コスプレ写真を撮っていてよく迷うのが、背景をボカすか全体をクッキリ撮るかだ。ツーショットの写真となると、開放F1.4で撮る場合などは被写体がちょっとでも前後していると、どちらかにピントが合わなくなるから撮りづらい。だから […]
ライティング機材を組み終わったら何枚か撮影して、コスプレイヤーさんに背面液晶画面を通して写真を確認して貰い、好みの色味や明るさなどを聞きながらカメラの設定を変えて撮影を再開していく。だいたいこの流れとなる。 いつもRAW […]
RAW現像するときに肌の色味を調整するのだけれど、iMacに変えてから、5K Retinaディスプレイの恩恵で画面がより精細になり、より美しく写真を鑑賞できるようになった。しかし慣れないパソコンとディスプレイでRAW現像 […]
人の混雑する場所ではストロボを使ってポートレートを撮るのが面倒臭い。というわけでストロボのスイッチをオフにしてカバンの中にしまい、その場にある照明だけで撮ってみようということになった。 今回ストロボを使わなければならなか […]
今日はハロウィン。ということで先日ハロウィン仕様のハコアムに行ってきた。本当は別のイベントに行く予定だったのだけれど、台風が接近して雨予報になってしまったので、急遽スタジオでの撮影となった。 せっかくのハロウィン仕様なの […]
ハコアム大阪の3階と4階が全面改装され、新しいブースも出来、ハコアムで撮って欲しいという依頼が増えた。2月は10回くらい撮影予定が入ったのだけれど、飽くまで趣味の撮影なので、お金が入ってくるわけでもなく、チケット代も嵩み […]
自然光の入らないスタジオでストロボを使って被写体を明るく照らす場合、陥りがちなのが背景が暗くなってしまう事だ。 なぜ背景が暗くなるのか。ストロボ光が背景にまで届かない他にも、ストロボでモデルを明るく出来るので、ノイズが極 […]
大阪にあるハウススタジオ、シェルエンブレイズで4回ほど20人前後の大型併せを撮影した。ここに4回の撮影を通して得た教訓を書き記していきたい。集合写真というと全員にピントを合わせることが必須となる。大人数の集合写真を撮ると […]
まだ撮影したことのないスタジオで撮るというのはとても楽しい。巨大なLEDスクリーンに映像を流して撮影することができるスタジオクオリア新大阪。近づいてよく見ると小さな小さなLEDライトがたくさん集まって一つの映像を表示させ […]
コスプレイヤーは斜め撮りの写真が好きだという記事を以前書いた。どれだけたくさん水平の構図の写真を撮っても、たとえば全体の8割が水平で残りの2割が斜め撮りの写真であっても、レイヤーは斜め撮りの写真を好み、ツイッターなどのS […]
デジタルはフィルムよりも白飛びしやすいと言われている。そして白飛びした箇所はRAW現像でも回復させるのが難しい。一方で黒潰れはRAW現像でシャドウ部を持ち上げれば、ノイズは出るものの階調を回復させることができる場合が多い […]
「武士」「炎」というキーワードを連想した際に、真っ先に思い浮かぶのが本能寺の変だ。子供の頃から観ているNHKの大河ドラマでアレだけ頻繁に放送されていれば、結びつかないわけがない。 そこから更に想像の翼を広げて、架空の人物 […]
多灯ストロボ撮影は楽しい。ストロボを使いこなすことが出来れば様々な表現が可能となる。 一見難しく思える多灯ストロボだが、1度コツを掴むと簡単に綺麗でドラマチックな写真を撮ることが出来る。誰でも慣れないことを始めた時は動き […]
何度も撮影してる場所でも苦手な撮影ブースがある。ハコアム3階のサイバースペース。そういえば5年くらい前にここでKAITOを撮ってもらったなと懐かしさに浸る暇もなくライティングをセッティングしなければならないのは、難所だか […]
以前F11まで絞って解像感豊かな写真を撮るという記事を書いた。あの時は確か背景は黒で、本格的な黒ホリではなく、黒い板の前で撮影した写真だった。 ポートレート撮影でF10まで絞る意味 -圧倒的な解像感を得る為の撮影法 別の […]
集合写真を撮るときは50mmの焦点距離がベストだと以前書いた記憶がある。なぜ35mmでは駄目なのか。レンズにもよるが35mmでは両端にゆがみが生じてしまうからだ。隅々まで人物がいる場合に35mmで集合写真を撮ると、サイド […]
RAW現像の悩みを一気に解決!1000枚の写真も1時間あれば現像できる! RAW現像はやりたいけれど、やり方が分からない・・・。たくさんの写真を撮ったけれど、全部現像していたらモデルにお渡しするのに1ヶ月以上掛かってしま […]
1000枚でも1時間でRAW現像を済ませられる!Canon Digital Photo Professional RAW現像講座! Canon製カメラのユーザーは、無償で純正RAW現像ソフトDigital Photo P […]
集合写真と聞くと、カメラを担当する人は身構えるかも知れない。大勢の人を撮るという行為は難しいイメージが付きまといがちだ。 集合写真の撮り方は意外と簡単だ。特に卒業写真や入社式など、記念撮影的な集合写真は皆が秩序正しく整列 […]
ピントの歩留まりは大切だ。幾らたくさん撮ってもピントが合っていなければその写真は無駄になってしまう。後からPhotoshopで目だけにシャープネスをかけて誤魔化すという方法もあるが、解像感が悪くなるので、ピントはシッカリ […]
コスプレ撮影と言えば、肌レタッチは必須。肌レタッチはエチケットとかいうキャッチコピーの広告も見かけた覚えがある。 肌レタッチはPhotoshopを使えば施せる。しかし撮影していてよく言われるのが、「ユージさんの撮った写真 […]