カラーフィルターで背景に色をつけてキャラクターを印象づける

model:Ge・Yashiro・P
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昨日4月26日、よみうりテレビの金曜ロードショーで『名探偵コナン ゼロの執行人』が放送されるのに合わせて、以前撮影したレイヤーさんが安室さんのコスプレ写真をTwitterに上げた。その少し前にも同じイベントのコナン併せで撮影したレイヤーさんが江戸川コナンの写真を上げていたので、随分前にもう1人のレイヤーさんが上げていた赤井秀一の写真を、保存していた写真フォルダを遡って見つけ出し、放送前に3人の写真を1枚に合成してお祭り気分でTwitterに掲載した。

この日の撮影は初めましての方が2人で、まずどこで撮ろうかという話になり、名村造船跡地の1階に降りて、トタンを背景に、カラーフィルターを噛ましたストロボで色をつけてピンショットを撮影していった。まさか後にこういう形で自ら合成することになるとは思わなかった。

色は黄色と青と赤。それぞれのキャラクターに合わせたカラーを選んだつもりだが、コナンはなぜ背景が黄色だったのか。子供の無邪気さ楽しさを象徴する色と言えばまず黄色が思い浮かぶが、それで黄色に決めたのだろうか。赤井秀一は名前に赤が入っているだけに赤。あと全体的にイメージが黒づくめだから、その対照として赤が似合う。安室さんは青。瞳のブルーが特徴的でもあるので、青にしたのだろう。

久しぶりに名探偵コナンを視聴して、コナンの声少し変わったかなと思ったが、観ていく内にあぁいつものコナンの声かなと思い至った。名探偵コナン、第一巻から単行本を買っていて、アニメのエンディング曲のルーマニアモンテビデオのCDを買ったりもしていたが、いつしか十数巻当たりから買うのを止めてしまったしアニメを観るのもやめてしまった。あの単行本はどこで買ったのか。三宮のジュンク堂だったか、今は亡き梅田の旭屋書店のビル8階にあったこじんまりとした古臭いコミックスペースだったか、梅田ホワイティの泉の広場を曲がった先にある地下のブックファーストコミックランド梅田店だったか、あそこは今年の4月30日を以て閉店するそうで、梅田に出た折にはちょくちょく足を運んで漫画を買ったり何も買わずに出たりしていたが、閉店と知ってようやく店の名前を知った。

久しぶりに観ると警察関連の登場人物が軒並み増えていて、毛利小五郎も声優が大御所の神谷明から知らない人に変わっていて時代の流れを感じさせた。どうもキャラのインパクトが薄まったように感じられる。目黒警部は変わらず茶風林だったが相変わらずフロックコートに帽子のスタイルは崩さず警察の中で1人だけ浮いている。

安室透の声優はこちらも大御所の古谷徹で、安室のもう一つの名前が、降谷零。あぁなるほど、古谷徹が声を当てていたガンダムのアムロレイと古谷徹の名前をクロスさせているのか。

だとするととウェブで調べてみると、赤井秀一の声優は池田秀一。こちらはガンダムでアムロレイのライバルであるシャア・アズナブルの声優もしていた。シャアといえば赤い彗星の異名を取る。なるほどこれは凝った仕掛けになっている。