曇りの日に冷たい色合いに撮れた写真を、秋めかした暖かみのある色合いで撮る方法

曇っていて冷たい色合いだったので、秋っぽい色に変更した。
曇っていて冷たい色合いだったので、秋っぽい色に変更した。

この日はあいにくの曇りで、太陽でも出ていればまた違った感じの写真が撮れたかもしれない。しかし曇りの日は曇りの日で、どちらから撮っても顔に強い影が落ちないというメリットもある。

オートホワイトバランスで撮った写真はもうちょっと自然な色だったのだけれど、ちょっと寂しい色でもあった。いかにも曇りの日に撮りましたといった感じの、僅かに寒色に寄った色合い。

しかし季節は晩秋で、背景には紅葉が僅かではあるが残っている。ならいっそ温かい色味に調整しようという事で、ホワイトバランス微調整をアンバー寄りに、座標で(6.5, 0)移動させた。ちなみにブルー寄りに同じ幅で移動させた場合の座標の数値は(-6.5, 0)となる。

Canon DPP
Canon DPP

色の濃さも大胆に+1、明るさも曇っていて暗かったので、ガンマ調整のチャートで上げている。

一気に秋めかした暖かみのある色になったのだが、問題もある。肌のトーンというのは人によって異なる。この日は4人。色味を変えたことでちょっと赤っぽい肌の色になった子もいた。そこが気になったので、データをお渡しした際に色味調整の希望があれば応じる旨伝えておいた。

この場所で撮った写真はホワイトバランス微調整をほとんどアンバーに寄せてある。中にはグリーン側に寄せた方が良い写真も何枚かあった。座標では(0, 4.5)となる。

今回は後処理で秋めかした色合いに変更したが、現場でのカメラの設定でも色合いを変更することが出来る。手順は上に記したRAW現像のパラメータと同じ。ホワイトバランス微調整をアンバー寄りに設定し、色の濃さを上げる。明るさはISO感度を上げて対処する。

天気が良ければ逆光で暖かい色味になったかもしれない。ただこの場所、太陽の光が射し込んだだろうか。背の高いマンションが聳えているので、陽光が隠れていた可能性もある。リバーモールで夕暮れ時に逆光で撮れる場所は小磯記念美術館の向こう側にある歩道なのだが、この時は美術館が改修工事中でどうも景観が余り宜しくなかったが、美術館が写り込む構図では撮らないから景観は関係なに、その先の公園が許可された撮影場所で、工事中でそこへ至るまでの歩道を歩くのが面倒だったのだろう。