青空と白い雲を強調して写したい時のカメラの設定とRAW現像

青空と白い雲を強調して写すには?
青空と白い雲を強調して写すには?

FGOのマーリンの撮影。ガーデンズ・オブ・アヴァロン。FGOをプレイするときはスターティングメンバーとして常に出撃させているので、セリフも覚えた。やはりマーリンが宝具(必殺技)を出すときのアニメーションを再現したいということで、空を背景にしての撮影となった。「空が青い内に撮りたい!」と熱弁していた。いやこの時間(午後1時)はまつげの影が出ちゃうよともう1人のカメラマンの方が言うものの、やはり青空で撮りたかったみたいで外に出ることになった。

レイヤー側からの要望としては、空を写して欲しいというのと、周りの柵や建物が写り込まないようにして欲しいという点。これが難しかった。鶴見緑地なら簡単に撮れたかも知れないが、ここ名村造船跡地の物見台みたいな場所はその名の通り、造船関連の建物を背景に周りは柵で囲まれている。

空と被る建物は後から簡単に消せそうだが柵は簡単にはいきそうにない。あのアニメーションのシーンを再現するにはどうすれば良いか。空を広くだから超広角て撮るべきか、それとも55mmの標準レンズか、85mmの中望遠レンズか、200mmの望遠レンズか。

望遠レンズは狭くて無理だった。超広角レンズは24mmが有効のように思われた。レイヤーさんがTwitterに上げたのは、55mmと85mmで撮影した写真。距離さえ取れば似たような絵作りになる。

ポーズ的には順光になるが、ソフトボックスによるライティングも行った。逆光でストロボを使って撮れば顔が綺麗に写るのだろうが背景が写り込むということでつまり場所的な都合で逆光では撮れなかった。

顔に影も多少はかかっているが、それも味と言うことで。余り気になるほどではない。

85mm | F10 | 1/250s | ISO200
85mm | F10 | 1/250s | ISO200

F10まで絞り、雲の輪郭を出す。空を青く撮るにはカメラを適度に暗めの設定にすれば良い。今回は順光なのでレイヤーさんの顔も逆光撮影時のように極端に暗くはならないが、それでも薄い影のヴェールが覆っているような感じの暗さなので、ストロボ光で明るさは補っておく。ストロボ光で或る程度顔の影も飛ぶのではないかと期待したがそれはなかった。ソフトボックスを用いたことで、瞳に強いキャッチライトが入っている。

1点注意すべき点は、この日は冬の終わりの冷たい風が強く、物見台で二階なので、風でソフトボックスが倒れてしまった。手の空いている人に支えて貰う必要がある。

Canon DPPを使って青空と雲を強調させる方法

RAW現像は、雲の輪郭を出すためにハイライトを-3。空の青さを強調するためにピクチャースタイルは風景、同じ理由から彩度は+1。ホワイトバランス微調整はx軸-6.5、y軸+1、ピクチャースタイル風景に変更したことで顔の色が黄土色に寄った分を、水色側に寄せて調整した。

次に挙げる写真はストロボ光がきちんと当たっていないもしくは太陽が雲に隠れていたため、もしくはISO感度200で明るさが2倍あるために、人物のコントラストが弱く、ハイライトを下げると更にコントラストが弱くなってしまい肌の描写が損なわれるので、ハイライトは下げなかった。

人物に合わせて明るさを上げると、空の色が薄くなる。
人物に合わせて明るさを上げると、空の色が薄くなる。

色調整で青は弄らなかった。余り強く編集しすぎると不自然な青さになるのと色飽和を起こすのではないかという懸念から。その反面衣装は青と白なので、ピクチャースタイルを風景に変えることで青を強くvividにしてもそれほど違和感はないだろう。青い空と雲、青のアクセントがある白の衣装に水色と白のウィッグで、背景と人物の色が同系色なのも良い。

余談。家に帰ってから再びFGOをプレイしてマーリンの宝具を出したが、青空ではなかった。青空はプロフィールのカードの方だった。