昼間でも青みかがった夜の写真にするRAW現像を極める!

真っ昼間でも夜のイメージで撮るカメラの設定やRAW現像。

約半年ぶりくらいの太秦映画村でのコスプレイベントで撮影。遊郭とその近くのスペースが台風の影響だったか撮影だったかで立ち入り禁止の柵が設けられており、しかし今回撮影した鬼滅の刃の撮影では遊郭が出てくるそうなので、柵の外側に立って遊郭の建物を背景に撮ろうという事になった。

夜みたいに撮って欲しいということだったので、そのようなカメラの設定にしたが、ひょっとしたら、人物は普通の色で背景だけ夜のように撮って欲しいと言うことだったかも知れない。どちらにしても柵が写り込まないように撮るのは相当至難の業で、背の小さいレイヤーさんの時は枚数もそれほど多くは撮れなかった。柵は後からPhotoshopなどの写真編集ソフトで消したら良いのかも知れないが、相当難しそうだし、写っていない方が超絶楽だ。何なら柵が写っていても良かったかも知れない、「立ち入り禁止」の文字の部分だけPhotoshopで消したら良かったかも知れないと、撮影したデータを家に帰ってから確認してみて思ったりもした。

真っ昼間でも夜のイメージで撮るカメラの設定やRAW現像。

今回のRAW現像は約1時間かかった。お渡し枚数は680枚程度。RAW現像の手順を、カメラの設定やライティング方法などと交えながら解説していきたい。

(全文:4,100字・写真無し・CanonDPPパラメータ画像あり)