etoile studio

雨撮影の時はカメラやストロボの雨対策を忘れずに

青いカラーフィルターを使用。
青いカラーフィルターを使用。

この日の雨撮影に関してはずいぶん以前に一度記事にしたのだけれど、Twitterの方でレイヤーさんが上げてくれていた写真にIDタグ付けしてくれていたおかげで、久しぶりにファボやリツイートが付き、通知が来て懐かしくなったのと、雨撮影における注意点なども書き記しておこうと思い立ったので、改めて記事にすることにした。

場所は神戸新長田にある旧二葉小学校だった。小学校として使われていた校舎が地域のコミュニティの場として開放されており、商店街の町おこしと絡めたコスプレイベントも月に何度か開催されている。本物の教室やグラウンドで撮影できるためとても人気の場所で他のイベントと比べるとコスプレイヤーの数が多い。かつては大阪南港のATCが500人だったか1000人だったか、大勢のコスプレイヤーで埋め尽くされていて名刺交換などお互い好きなキャラの交流が盛んだったと前回のコスプレ撮影のアフターや帰りの電車の中でレイヤーさん達から昔話を語るが如くに聞かせて貰ったが、最近は出会い頭の交流スタイルよりも、良い写真を残したいという趣向の下での撮影スタイルが主流となってきている感があり、コスプレ界隈でも一人部屋主義のような個人主義、閉塞感が蔓延しつつあるように感じられる。それでもATCなどにコスプレイヤーさんと一緒にコスプレして撮影中に歩いている際に撮影相手の知り合いに会った際には、話に加わったりアニメグッズを貰ったりして交流メインの名残が感じられる一幕もあった。しかしそれも3年前の話だ。今ATCのコスプレイベントは閑古鳥が鳴いている。

旧二葉小での雨撮の話。撮影したのは夜の帳が降り始めた頃で、イベントの終了時刻も間近に迫っていた。豪雨だった。かなり強い勢いで空から降ってくる雨粒がドラムの狂ったバチのようにコンクリートを叩きつけていた。そんな中で撮影したのだが、ピンショットを撮っていた時は、もう一人のレイヤーさんに傘を差して貰っていたが、ツーショットを撮っていた時は果たしてどのような防滴対策を取っていただろうか。手近にあるコンビニのビニール袋にカメラを入れて撮影していたかも知れないが、勢いのある大雨なので水は入り込む。たぶん倉庫のような建物から突き出た短い屋根の下で撮っていた記憶もあるのだが、まぁ出てくる写真が凄かったので服が濡れることも厭わずに愉しく撮っていた。後ろから青のカラーフィルターを着けて光らせている。この時代は正規のカラーフィルターではなく、100均で買ってきた子供の工作用のカラーフィルムを鋏で切って代用していた時代だったかも知れない。ストロボの光量によっては火災に発展する恐れもあるから、今現在は正規のカラーフィルターを使っている。

使用機材はCanon 1DX、プロフェッショナル機で、防塵防滴構造も恐らく他のカメラと比べたら一段上なのではないだろうか。まぁ余り過信しない方が良いのかも知れない。別の某公園で雨撮影をしていた折に、カメラサークルの集団とばったり行き会って、その中でおじいさんが小雨の中で傘を差さずに撮影している僕の姿を見て「ああいう撮り方してたらカメラに悪いんじゃなかったでしたっけ」というような会話を交わしていたのを耳にして、恐らくカメラ教室でそのように習ったのだろうけれどプロ機だしこの程度の小雨なら大丈夫大丈夫とその時は高にくくっていたが、やはり雨対策はしっかりしておいた方が良いのではないだろうかと今更ながらそのおじいさんの言葉を思い出して、油断禁物だなと自省した。

ストロボの方はというと、ネットショッピングでオマケで貰った小さい分厚いハンドタオルを使っていた。そこそこの枚数を貰ったので重宝するのだ。しかしあの大雨の中で、よくハンドタオルをストロボに掛けただけの雨対策で大丈夫だなどと過信していたなと今更ながら思う。実はその後しばらくしてから所有しているキヤノンのフラッグシップストロボの3台のうち2台が壊れた。1台は不注意から床に落としてしまい破損及びフル発光の症状、もう1台はシェアスタジオで撮影中に気がついたらフル発光しかしなくなってしまった。フル発光の症状については、シェアスタジオで技適マークの付いていない例の違法ストロボを相手のカメラマンが使っていて、度々こちらのカメラと同調して発光してしまっていたのだが、ひょっとしてその強すぎる電波が原因で壊れたのではないかと・・・・・・、まぁこればかりはストロボの開発者や電波関連に詳しい研究者に聞いてみないと原因究明は難しいだろうが、キヤノンの修理センターに送ってみたら、結構ストロボを使い込んでいたらしく、劣化した部品を交換しておきましたという事で、自然故障だったのかなとも思う。

それ以前にも何度かストロボは落としていた。時には石畳のような場所でも三脚に取り付けたストロボを落としてしまい、よく壊れなかったと思うのだが、まだ故障していない1灯に関しては、振ると何かの欠片がカラカラとストロボの中で鳴るのが聞こえてくるので、落下の痕跡だろうか、そろそろこの1灯も危ないかも知れない。もしもの時のために修理費用18,000円程度を貯めておかなければ。この記事を読んでくださっている皆さんが、5DsRで撮影した月のデータを買って頂ければ、その費用も捻出できるだけでなく、皆さんの撮影のお役に立てる撮影体験記事を更新するカンフル剤にもなるので、是非宜しければご愛顧賜りたく。

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なんの話だっけ。そうそうストロボ。激しい雨降りの中ストロボを小さなハンドタオル一枚かけただけで撮影していたことに今更ながら危機感が足りなかったなと自省しているのだった。フラッグシップストロボだから防塵防滴を謳っていたが、いくら何でも過信しすぎるとストロボも壊れてしまう可能性が高くなる。

この時期はソフトボックスを使っていたかどうか。まだアンブレラのみを使っていた時代だったかも知れない。ソフトボックスを使っていればストロボの雨よけにはなるが、アンブレラだと直に当たるから、やはりアンブレラ一式に取り付けていたストロボにもハンドタオルを被せていたのだろう。

それから時は数年流れ、今度は別の場所を借りて撮影することになった。しかしこれがあいにくの大雨。旧二葉小の時ほどではなかったが、酷い雨だったことに変わりはない。しかしまぁ久しぶりの雨撮影で心は躍っていた。場所が駅から歩いて20分以上かかる場所だったので正直撮影場所に着いた頃には荷物の重さと雨に濡れた体で疲労困憊していたが、いざ撮影を始めてみると、むかついてきた気分もどこへやら、機嫌も良くなってきたのだった。なぜ機嫌が悪かったのかというと、マクドで昼食用にハンバーガーのセットを買ったのだが、バイトのおばさんがポテトを入れ忘れていることに気づいた。二重の袋に包まれていたのだから道端に落とすわけがない。手違いかわざとなのか、機嫌が悪くなった。

この日は以前2度ほど撮影したレイヤーさんが気を利かせてくれて、ジップロックを持ってきてくれていた。ジップで密閉に出来るビニール袋だ。正直この手の袋はストロボの雨対策に使いたくなかったのだったがそれには理由があり、自室で試しに何かの布の中でストロボを光らせたら、パシュウウウウウウううううンという妙な音がしたので、密閉空間にストロボを入れたくなかった。あの音の原因がなんなのか未だに分からないが、何やら機材の異常事態を連想させる恐ろしい音のように感じられた。その体験以来どうもストロボを何かにくるんで光らせるのが怖い。

またこの手の袋でストロボを閉じると、光量が落ちることも考えられる。雨撮影の時は光量を大きくしてなるべく雨粒が写真に写るように心がけているので、ストロボの前にビニールをかざしたくないという心理が働く。そこにカラーフィルターを着けると半段か1段か2段か、やはり光量が下がると製品の厚紙に記載されている。

しかしせっかく持ってきて貰ったのだからと有り難く使わせて貰うことにした。おかげでストロボは雨から守られたし、カメラも傘を持って貰っていたので守られたが、筆者自身は久しぶりの雨撮影でとても張り切ってはしゃぎ回っていたので、結局双方共にずぶ濡れになった。

雨撮影のコスプレ写真 雨撮影のコスプレ写真 雨撮影のコスプレ写真 雨撮影のコスプレ写真

というわけで雨撮影の折にはカメラやストロボはちゃんと雨対策を施しておきましょう。フラッグシップ機やフラッグシップストロボは多少濡れても大丈夫かも知れないが、それ以外は防塵防滴構造ではなかったはずなので故障する可能性大である。やはりジップロックが最も確実な雨よけになるだろうか。それとも他にも良い製品があるだろうか。光量が落ちないためにもなるべく透明な袋を使いたい。