雨撮影のカメラマンに重宝する登山用レインスーツ!

雨撮影は登山用の本格的なレインスーツを着れば楽に撮影できる!
雨撮影は登山用の本格的なレインスーツを着れば楽に撮影できる!

今まで雨撮影は雨合羽を羽織って撮ることはなかった。別に濡れても構わない。カメラとレンズ、ストロボはタオルやビニール袋などで保護して撮影していた。しかし故障して一番お金がかかり取り返しが付かないのが人間の体だなとも思い至り、またそこそこ過酷な雨の中での撮影で少しは楽したいという思いもあり、登山用のレインコートを買うことにした。

以前某公園で雨撮影をした際に、事前に近くのコンビニで500円の雨合羽を購入したのだが、まぁ何というか、少し汚れていたし、素材が悪くて着づらくもあり、着たら逆に撮影しづらくなって疲れるんじゃないかと結局装着せずに雨撮影を敢行した。安物買いの銭失いとはこのことだ。緊急の時には役立つかも知れないが、一回使ったら終わりの使い捨てのようなクオリティだった。

また近頃は山に登って写真を撮りたいという思いが日に日に強くなり、山の天気は変わりやすいと言うし、山に登りながらのフォトジェニックなスポットでの撮影で雨に降られたら体力精神共に消耗するだろうから(経験済み)、ここは本格的な登山用のレインコートを買っておこうという事で色々検索したら、値段と性能で折り合いの付く製品を見つけた。

ミズノのレインスーツ、ベルグテックEXストームセイバ-VI。

以下製品の特徴を引用。

  • 100回洗濯しても 水をはじく、耐久撥水加工。
  • 水の浸入を低減する、 驚きの耐水性。 耐水圧約30,000mm以上。
  • 雨や水滴を シャットアウトしながら、ウエア内の湿気を放出。 透湿性約16,000g/m2/24h
  • 雨の侵入を防ぐ 雨返し&フラップ付き
  • 立体スリーブで 動きやすい袖設計
  • 2層構造で ムレを抑える 【ベンチレーションポケット】

などなど高性能。動きやすい袖設計、確かにこないだの雨撮影の時に着て撮影したときは動きやすかった。雨も降っていたしそのまま着て家に帰った。

筆者が購入したのはⅤの方で、こちらはⅥになる。ローマ数字のⅥ(6)とⅣ(4)を間違えたからじゃないよ。旧型の方が少しお安くなっていたので購入した。決してローマ数字を読み間違えたからではないよ。

早速リバーモールで雨撮影した時に装着してみた。セーターの上から上着だけを羽織る。するといつもと違って雨をしのげている。この日はヒートテックのインナーを上下に着込んでいたので、防寒対策もバッチリだった。

しんしんと雨が降るなかで撮影していったが、全く苦にならないし、雨が降っている感覚が剥き出しになって濡れてしまう手の部分しかない。これは撮影者としては非常に楽。楽なのだが、雨の中濡れながらポーズを撮っているコスプレイヤーさん達は寒さに耐えながらの撮影となった。

カメラマンは重い機材を持ち歩いたり、あれこれと思考を巡らしながらカメラを抱えて彼方此方動くので、どちらかというと体が温まるが、レイヤーはじっとポーズをとっていて余り動かないから、寒さに耐えなければならない。雨の中なら尚更だ。

野外で雨撮影を行うカメラマンは1着持っていれば重宝する。カメラ機材が入った重いリュックサックにライティング機材の詰まったショルダーバッグを抱えていると、移動時に傘を差すのも煩わしい。そういう時も登山用のレインコートを羽織っていれば、傘を持っていく必要がないから、雨の日撮影のあれやこれやの煩わしさを、すべて解決してくれる。