後ろから1灯で写真のイメージを変える! – リムライト活用法

リムライトをうまく活用するト写真が見違える。

リムライトはその名の通り、縁(rim)を照らすライトだ。使い方の一例として、暗闇の中から被写体の輪郭を象る為に用いる。

ストロボ2灯で両側から撮影していると、忘れがちなのがリムライト。両側から2灯で撮影しているならどちらか1灯がリムライト代わりになってるんじゃ?と思いがちだが、4人の集合写真を撮影した際に2灯で撮っていると、背後が淋しい闇に覆われてパンチの足りない写真となってしまった。

作例は太秦映画村の「上洛祭り」初日の夜撮影でストロボを使って撮影。今回はリムライトの様々な効用について解説していきたい。

太秦映画村で夜撮影が出来るのは1年でこの日だけなので、イベントも1000人を超える参加者で溢れかえった。イベント公式アカウントが1,000人以上の参加者とツイートしたという事は、一般の観光客も入れると更にその人数は膨れ上がるわけで、無関係な人達が写り込まないように撮る場所を探すのに一苦労した1日でもあった。

それでも写り込まないようにする方法を用いて、あたかも我々以外は人がいないかのように撮る事が出来た。

以下他人の写り込み防止策と、リムライト無し有りの違いを比較写真で解説していく。他にも集合写真で全員にピントを合わせるカメラの設定も解説。(全文:2,900字)

今回の撮影で使用したレンズ