のれん代・負ののれん代 – 見えない企業価値と見えない将来にわたる懸念材料
ライザップが赤字決算を発表して株価が急落しました。積極的なM&Aで事業を拡大していましたが、買収した企業の業績が回復できずに本業の利益を圧迫したそうです。 テレビのワイドショーなどでも大々的に取り上げられていて世間に衝撃 […]
ライザップが赤字決算を発表して株価が急落しました。積極的なM&Aで事業を拡大していましたが、買収した企業の業績が回復できずに本業の利益を圧迫したそうです。 テレビのワイドショーなどでも大々的に取り上げられていて世間に衝撃 […]
遂にこの年がやって参りました。NISA口座のロールオーバー。早いものでNISA制度が始まってから5年経ったことになります。NISAで購入した株は5年間経つとロールオーバーの手続きをする必要があります。このまま非課税口座で […]
株主優待制度とは、或る上場企業の株を或る条件の下で所有していたら、その企業にゆかりのある商品が貰える制度の事を言います。企業が株主優待制度を設けていて、その企業が定めた枚数の株を購入し、配当権利落日の前日(権利確定日)に […]
PERには予想PERと実績PERがあります。実績PERは決算発表で既に確定した企業の前期の業績を元に算出されています。それに対して予想PERは企業の決算発表で開示された来期の業績予想を元に算出されます。つまり実績PERは […]
株価収益率、いわゆるPERと呼ばれている指標は、株式投資で最も頻繁に参照される数値です。これなくしては株式投資は成り立たないと言っても過言ではありませんが、少し分かりづらい指標でもあります。今回はなぜ分かりづらい指標なの […]
既に或る銘柄を所有している投資家が、その銘柄について外側に向かってあれこれと語ることをポジショントークと言います。 株式取引の場合は買いからだけでなく、売りから入ることも出来るので、必ずしもその銘柄についてポジティブな内 […]
イナゴ投資家とは、次から次へと急騰銘柄に乗り換えて利鞘を稼ぐ超短期集団のこと。集団で急騰銘柄に飛びついて超短期で売り抜けて、次の急騰銘柄へと移る。銘柄を食い尽くして枯れさせ次の獲物へと移動するその行動形態がイナゴに似てい […]
スマホゲーム関連銘柄で、ゲームがリリースされた直後に、投げ売りの様な暴落気味の下落を演じる様を言う。 ゲームがリリースされるまでは、売り上げなどに対する期待感から株価が著しく上昇するが、一旦ゲームがリリースされると、これ […]
株式相場では、決算が出たら株価が急落することが多い。それがどれだけ好決算であっても、市場予想と同じであれば、既にその銘柄は先買いされて上昇しており、何のサプライズ決算でもなかったとして売られる。出たら仕舞いである。 また […]
株式相場は事実はそれほど重要ではない、市場に流れる噂が値動きを決めるという意味の格言。 実際に決算が良くても、既にその好決算について市場の予想が流れていて、投資家の間に前々から知れ渡っていれば、先買いで既に株は買われ高値 […]
信用取引の売り残が買い残を大きく上回ると、逆日歩がつき、売り方は金利負担を強いられる。そこを仕手筋が突いて相場を釣り上げ、売り方を窮地に追い込んで、空売りを買い戻させて株価の上昇を狙うのだが、当然急騰した株価は急落する。 […]
麦わら帽子は冬に買えとは、有名な株の格言。麦わら帽子は冬になると需要がないので価格が安くなる。 しかしそこを逆手に取り、冬の内に買い溜めて、需要が増えて価格が上がる夏に売れば、大きく儲かるということ。 株の世界も同じで、 […]
もうはまだなり、まだはもうなりとは、有名な株の格言。もうそろそろ底だからと買ってみると、まだまだ下がる。まだまだ騰がるだろうと売らないでいると、もう天井を打って下がってしまう。 このように株式相場は個人の思惑通りには行か […]
利食い千人力とは、株を売却して利益確定することは、何にも増して強みがあるという意味の株の格言。 幾ら保有しても利確しなければ、それは確実に手元に残る利益にはならない。もし株価が下落したらその利益は目減りしてしまうのだから […]
頭と尻尾はくれてやれとは、有名な株の格言で、儲け損ねた利益を、誰もが食べ残す頭と尻尾の取るに足らない部分に例えている。 保有している株の天井値を見極めることなど所詮無理な所業で、またいつ下がるか分からないのだから、そこそ […]
天井三日底百日とは、青天井の銘柄は、暴落するとなかなか騰がらないという経験則を見事に言い表した格言。 青天井銘柄は手出し無用と、加熱し過ぎた相場観を咎めている。急に騰がったからといって喜んで更に買い増していると、その後の […]
相場に参加している投資家のほとんどが、大暴落で損失を出したり含み損を抱えている状態で、今後の相場に対して総悲観の状態になっているときは、むしろ買いであり、その逆も又しかりという格言。売られすぎた株は買い戻されるし、買われ […]
「人の行く裏に道あり花の山」は、相場の世界で最も有名な格言。お花見で人が大勢いるところを避けて裏道を行くと、花がたくさん咲いている場所に出られたという例え話が由来。 相場の世界では人と同じ事をしていては、儲けることは出来 […]
新規公開株(IPO)の銘柄が、市場に上場した後の直近の決算発表で赤字を出したことに対する、投資家の揶揄表現。上場して創業者その他役員が、自分たちの所有している株を市場で売却して大儲けするのが最終目標だったのかと株主に捉え […]
CBとは、転換社債型新株予約権付社債の英語表記 Convertible Bond の略で、株式に転換することが出来る社債。転換社債とも呼ばれる。 購入時よりも株価が大きく上がれば、株式に転換して利益を得ることが出来る。反 […]
MSCBとは、転換価格修正条項付転換社債の英語表記 Moving Strike Convertible Bond の略で、設定された転換価額を株価が上回れば、新株予約権を行使して社債を株式に転換することが出来る。 会社法 […]
当該銘柄の株価が最安値をつけた日から6ヶ月後のこと。 最安値を付けた日に制度信用取引で信用売りした場合、6ヶ月後がちょうど返済日になる為に、買い圧力が強まるとされている。 実際には6ヶ月経つまでにダラダラと上げていたら、 […]
当該銘柄の株価が最高値をつけた日から6ヶ月後のこと。 最高値を付けた日に制度信用取引で信用買いした場合、6ヶ月後がちょうど返済日になる為に、売り圧力が強まるとされている。 実際には6ヶ月経つまでにダラダラと下げていたら、 […]
2Qとは、セカンド・クォーターの略で、第2四半期決算のこと。 4Qとは、フォース・クォーターの略で、第4四半期決算。クォーターは英語で4分の1という意味。 四半期ごとに出る決算は、連結決算で示される場合が多い。2Qの場合 […]
1Qとは、ファースト・クォーターの略で、第1四半期決算のこと。 3Qとは、サード・クォーターの略で第3四半期決算。クォーターは英語で4分の1という意味。 投資家にとって決算発表は天国と地獄の分かれ道となるので、特に地合の […]
四半期決算とは、1年の内3ヶ月に一度決算を発表して、投資家に事業の進捗状況を報告すること。 かつて上場企業は中間と期末の2回のみ決算発表を行っていたが、投資家保護の意味合いから企業収益の透明性が求められ、四半期ごとの決算 […]
株主資本とは、株式を発行して得た資金や、毎年の利益を積み立てたお金の合計のこと。 有利子負債などの借入金は、将来返済する必要があるが、株主資本は返済する必要がない株主のお金。50%を超えていると、健全な財務体質とされる。 […]
売上高から、営業費用や特別損失、税金などを差し引いて、最後に残った利益のこと。余剰金として預金の枠に繰り越されたり、株主への配当金として用いられる。 配当性向50%と記されている場合には、純利益の50%が配当に回されると […]
営業外損益とは、その名の通り、本業以外での損益のこと。受取利息、受取配当金、有価証券売却損益、為替損益、貸倒引当金、棚卸評価損などがこれに当たる。 営業利益に営業外利益が加減されることにより、経常利益が求められる。 営業 […]
経常利益とは、営業利益に営業外損益を加減した金額。本業以外の株式売却損益や為替損益、不動産売却損益などが、経常利益を左右する。 営業利益が本業の儲けを表しているのに対して、経常利益を見れば企業全体の財務体質が分かる。 決 […]
営業利益とは、売上高から営業費用を差し引いた金額。営業利益を見ることで、本業で幾ら儲けているかが分かる。 売上高の伸び率よりも営業利益の伸び率がいいということは、効率的に利益を上げている証拠でもある。 逆に、売上高が伸び […]
売上高とは、本業で企業が得たお金。企業の本業の規模を見ることが出来る。売上高が増えているということは、会社が大きくなっている証拠。 例えば、サービスを提供して顧客から得たお金や、物を販売して顧客から得た代金の合計が売上高 […]