頭と尻尾はくれてやれ

頭と尻尾はくれてやれとは、有名な株の格言で、儲け損ねた利益を、誰もが食べ残す頭と尻尾の取るに足らない部分に例えている。

保有している株の天井値を見極めることなど所詮無理な所業で、またいつ下がるか分からないのだから、そこそこで利確しておきなさい欲張っちゃいかんよという戒めとも、売ったら騰がっちゃったけどまあいいじゃないか儲かったのだから、所詮儲け損ねた利益なんてちょびっとだよという慰めともとれる格言。

利確した後に株価が更に上がったときに、この格言に触れるとああどうせ儲け損ねた利益は頭や尻尾程度だよなと慰められるが、その後2倍近く騰がると、頭や尻尾どころではなくなるので慰めの効果がなくなる場合もある。

類義語

利食い千人力