クリスタルビーズカーテンを背景に人物を撮る! – ピントが合いにくい状況でのピントの合わせ方

クリスタルビーズカーテンを使った撮り方をおさらい。

引き続き同じスタジオで、同じレイヤーさん、同じキャラを装った写真を紹介。撮影は9月初旬で、コロナ禍によるハコアム退館時間午後6時までという営業時間短縮を受けて1着のみの撮影となったが、上に行ったり下に行ったりまた戻ったりして、午後5時半近くまで時間いっぱい使い切って撮影した。あの階段は六甲山頂を目指す山登りと同じしんどさがある。頂上直前の七曲がりの坂だっただろうか。アレと同じ辛さだ。

最後になりクリスタルビーズガーデンがあるところで撮ろうという事になった。あらかた撮り終わったので他に撮る場所もなかったせいもあるのか、先日のコヤンスカヤの撮影で思いの外上手くいったのでまた撮ってみたいと思ったのか、撮影から1ヶ月上経ってしまったのでよく覚えていないが、可愛いキャラだし似合うだろうという事で、3階へ降りて奥の角にあるスペースに陣取った。

https://etoile-studio.com/lighting/how-to-use-crystal-beads-curtain-as-a-background/

以前にもクリスタルビーズカーテンを使った撮影方法について解説したが、今回もおさらいで振り返っていきたい。何度も繰り返し確認することで着実にスキルが身についてくことだろう。浅い被写界深度で撮るときにどちらの目にピントを合わせたら良いか、その理由を紐解いていく他に、ピントが合いにくいシチュエーションでのピントの合わせ方についても併せて解説していく。(全文:4,200字)