この日はコスプレの聖地となっている某公園で2着撮影した。1着目は女の子キャラ、2着目は男の子キャラ。1月中旬だったが今年は暖冬のためかそう寒くはない。昔2月に撮影した時は吹雪に見舞われたことがあったが、この日その話題を振られたときにどれくらいの寒さだったのか記憶にほとんどなかった。その時のことを思い出すきっかけとなるのはその吹雪の日に撮ったコスプレ写真だけ。その写真を見て、その時どのような撮影風景だったか、記憶にかかった靄を払い、その姿を垣間見ようとこころみる。

今回も様々な場所で撮影した。日本でありながらスコットランドかコーンウォールの草原のように撮れる場所もあった。コーンウォールがどのような景色なのかは行ったことがないから知らないのだけれど。

しかしよくよく考えてみればこの作品は日本の大正時代が舞台だから、日本の風土を醸していなければならない。ということで、大正時代の冬の農村の一角と設定を頭の中で切り替えた。

場所を移して広場のような場所で夕陽の時間帯を狙って撮影。前回は併せで同じ場所で撮って良い感じで撮れたので今回も挑戦してみることにした。

ということで、夕陽を背景に撮るときの撮影方法を紹介していきたい。今回はストロボを使って撮影したので、自然光との違いなども交えながら解説していく。（全文：2,500字）

記事の内容

• ストロボと自然光
• 背景の描写をどうするか
• ストロボのセッティング
• 背景を暈かして撮るときのカメラの設定

今回の撮影で使用したライティング機材