和室での集合写真で光が全員に行き渡り且つ印象深い写真を撮るためのライティング

全員に光が行き渡るライティングを模索する。

スタジオで大人数の集合写真を撮るときに一番困るのが、全員に均等に光を当てることだ。今回はスタジオではなく和室の一室で集合写真を撮ることになった。

最初は和室二部屋を使い、遠くから和室を抜いて撮って欲しいということだったが、まずライティングとして全員に光を当てるのが無理だった。というのも、背景の障子を青くして欲しいということで、三脚を使って少し高い位置からストロボを当てて障子が綺麗な色と形に染まるように工夫を凝らしたために、残り1本のライトスタンで撮るしか方法がなくなった為だ。

となると襖の前に陣取った2人に光を当てることが叶わなくなる。そこで和室一室にギュッと押し込めて、集合写真を撮ることになった。全体的に暗めでメンバーは明るくといった要望だったので、難易度は高いままだ。(全文:3,100字)

今回の集合写真の撮影で使用したストロボ機材