クリスマスシーズンに開催されたコスプレイベント「アコスタ@京都駅ビル」、4F南広場からぐるっと回って、10階の空中径路に辿り着いた。そこで少し撮影してから、メイン会場とも言える巨大なクリスマスツリーが飾られた4F室町小路広場を見下ろせる大階段で撮ることになった。
今回は空中径路や大階段の混雑具合を振り返りつつ、クリスマスツリーを背景に入れたポートレート(コスプレ写真)の撮り方を解説していきたい。
遊びに行く前は、あれだけ混雑するJR京都駅で撮れるのかと思っていたが、2着目に着替える待ち時間の間に4F南広場から大階段の様子や階下のエスカレーター、カフェなどを眺めていると、混んではいるが皆思い思いにイベントを楽しんでいるみたいだった。大人気の『鬼滅の刃』のコスプレが比較的多く、エスカレーターや入り口前の広場で一般人に混じって衣装を着たコスプレイヤーの奇抜な色のウィッグが蠢いている光景は面白くもあった。
7Fの東広場で籠のイリュミネーションと共に撮影してから、10Fの空中径路に移動することになった。昼間に4Fの南広場で撮っていたときに、ちょうど京都タワーが見える頭上にその経路が見え、あそこで撮りたいけど混雑するという話だった。
4F、7Fと忙しないが、実際はすべてエスカレーターで移動するので、そんなに高い階数を上っている印象はなかった。しかしこの10Fの空中径路に辿り着くに当たっては、そこそこ長いエスカレータに乗ることになり、カメラバッグにショルダーバッグを担いでいて尚且つ軽い高所恐怖症の筆者としては、少しばかり怖さを覚えずにはいられなかった。(全文:3,400字)