白ホリゾントでのライティングの難しさはスタジオの大きさに比例する?

55mm | F8 | 1/100s | ISO1600

白ホリゾントでのコスプレ撮影、先日のハコアム大阪の撮影でようやく極めることが出来たかと思ったら、また新たな問題が持ち上がった。先日FGOの大型合わせを広い白ホリゾントのスタジオで撮影してきたのだが、初っぱなから壁にぶち当たってしまう。冒頭に上げた作例のように足下がストロボ光で白くならないのだ。

背景の壁は2灯のストロボを使って白く飛ばしているのだが、どうしても足下に光が回ってこない。いつも撮影しているスタジオの白ホリゾントだとこんなことは無いのに一体どうしたことだろうと頭を抱え込んでしまった。足下だけが白く飛ばず、白ホリの質感が出てしまう。オマケに影が伸びているし、ストロボ光との境界線がハッキリ出てしまっている。実にもどかしい。背景は作例のようにストロボを光らせた跡が残っているかのように中途半端に下半分だけ薄暗くなるよりも、全面的に白く飛ばした方が良いに決まっている。

1人5分という制約の中、試行錯誤してピンショットを代わる代わる撮っていった。白ホリ部分の明るさに関して前半は全く成果が出せなかったが、後半に入ってようやくいつものように白ホリ部分を白く撮る事が出来る様になった。

背景を白く綺麗に撮る事でモデルも際立たせることが出来た。

今回の記事では白ホリゾントでのライティングの躓きと、その克服法について詳しく紹介していきたい。(全文:約6,000字)

今回使用したライティング機材