古民家スタジオの屋内でストロボを使ってポートレートを撮る理由 – 背景の緑をキラキラに暈かす条件

屋内でストロボを使いポートレートを撮る理由。

前回の記事では和風をモチーフにしたスタジオ浮世で、ストロボを使わず自然光だけを恃んで撮影する方法を紹介した。今回は同じスタジオでストロボを使って撮影した時の話を、ストロボでと自然光の作例を用いながら展開していきたい。

作例と言っても撮り方の解説のためにいい加減に撮ったわけではなく、解説するに当たって便宜的に言葉を充てているに過ぎず、また別の場所で体裁を整えて発表するならば「作品」と言葉は変わってくるだろう。撮り方解説のため、レンズレビューの為に写真を撮りに行っているわけではなく(そのような態度で撮影に臨むのはモデルに対して失礼であろう)、頭の中では常に「作品を作る」という意識で臨んでいるので、その点誤解無きようにして頂きたい。(全文:3,000字)

今回の撮影で使用したライティング機材