スタジオのノートパソコンを使って引きこもりのキャラを撮影した。雰囲気が出て良いのだが、撮影して家に帰ってRAW現像する段階で或ることに気づいた。
ノートパソコンの画面が真っ暗・・・・・・。
F値を大きく設定して撮る時に忘れがちなのが、そこら辺の光は全部暗くなるという事。ストロボ光ももちろん暗くなるのだが、ストロボはカメラマンが明るく設定すれば良い。しかしノートパソコンの液晶画面は、明るく設定できない。やろうと思えばやれるのだろうが、恐らく最大輝度にしても、F6.3のような設定値では、薄暗いままではないだろうか。
一方で頭を暈かして画面の方にピントを合わせて欲しいと言われて撮影した写真。F2なので明るく画面が写っている。ひょっとしたら絞って撮った方の写真は、ノートパソコンの液晶画面が斜めからだったからより暗く写ったのかもしれない。正面に近い形からだとF6.3でも、まぁうっすらとは何が写っているのかは見える。
やはりノートパソコンの液晶画面を明るく写そうと思ったら、F値を小さくして撮るに限る。もしくはISO感度を上げるのが効果的。シャッタースピードを遅くする方法は、手ブレしないシャッタースピードの限度があり大きく弄れないので、あまり効果的ではない。
同じコスプレイヤーさんが同じキャラで別のカメラマンさんに撮影して貰っている写真を見たら、良い感じでノートパソコンの液晶画面から光が出ていた。恐らく暗い中で思いっきり暈かして撮ったから(F1.4みたいな小さなF値で撮影したから)、液晶画面のほのかな光がモデルの顔に良い具合に当たっているのか、小型のLEDライトかストロボを仕込んでいたか。
そういう撮影をする機会があれば、自分もちょっと挑戦してみようと思う。