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巨匠の描いた歴史的な肖像画のように撮ってみよう

王女アナスタシアをモチーフにしたFGOのキャラクターのコスプレ写真。
王女アナスタシアをモチーフにしたFGOのキャラクターのコスプレ写真。

今回撮影したキャラクターはFGOというスマホゲーム。Fate Zeroという映画を見たことがあるし、実は一〇年前くらいにフィギュアも買っていたのだが、このアニメやゲームに関してはどういう内容なのかは未だによく分からない程度の知識だ。

ゲーム画面を見せて貰ったが、なかなか楽しそうである。しかしながらどうもゲームをするのが面倒くさい。特にスマホゲームは作業ゲーが多いと聞くので、余り食指が伸びない。スマホ関連銘柄の株を幾つか所有しているので、ドンドン流行って欲しいとは思うが、自分がいざやるとなると話は別である。

さて知らないキャラクターをどう撮るかだが、今回アナスタシアという名前を聞いて、ふとロシア風だと思い、衣装からもロシアの王侯貴族であることが推察できた。更にアナスタシアと言えば19世紀末から二〇世紀初頭にかけて実在したロマノフ王朝の王女の名前では無かったか。1917年のロシア革命の折に、ボルシェビキに捕らえられて後にニコライ2世一家と共に処刑されたが、長らく生存説が囁かれていた著名な人物だ。

ではもう一人のキャラクターは病弱で目の下にクマのある人物なので、怪僧ラスプーチンに治癒されていた皇太子のアレクセイかと見当をつけたが、そうではなくマスターという事だった。しかし話を聞くところによると、ラスプーチンなる人物も一枚絡んでいるらしい。

ピンショットを撮るにあたり、王女という事で、肖像画のように撮ってみようという事になった。この日は全体的に絵画調に撮ろうという方針で一致して、そのようにホワイトバランスや彩度、ライティングなどを調整していったのだが、実に軽快に撮る事が出来た。

肖像画と言えば、どう撮るか。以前美術館に行った折に何枚かの肖像画を見た記憶が残っているが、全体をシャープに描くよりも、目や顔以外はボヤッと暈かした描き方がされていたことが意外だった。てっきり体全体をシャープに描いているモノという先入観があったからだ。

そこで顔以外は暈かして撮ってみようということになった。F値は1.8。

F1.4にするとピントが合わせにくくて撮影が大変かなという懸念があった。それに暈けすぎて目以外はピントが合っていないという事にもなりかねない。まぁ上からでは無く正面から撮るので、大体の箇所はピントは合うかも知れないが。

しかし背景は暈かせば、人物が際立つから正解だったのかも知れない。それに女性キャラはF値を上げてシャープに撮るよりも、出来れば明るい単焦点で、F値を小さく設定して、ふんわりとした描写で撮った方が女性らしさが出て良い。それとは真逆に男装のピンショットはF値を8まで上げてカリッカリに撮ってカリッカリに仕上げた。

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