超広角ズームレンズを人物撮影で使いこなす! – 順光撮影でストロボを使う理由

超広角ズームレンズを使いこなす!

この日は志摩スペイン村でコスプレ撮影。炎天下のなか遠方まで来たわけだけれど、初めての場所というのは気分がウキウキするものだ。

写真に写っている2人の後ろに聳えるのはハビエル城の再現建築。スペインにある城をそのまま模倣して建てられたものだが、これが手前の石畳の通路と合わせて本物と瓜二つに出来ていて重厚感もある。中は博物館になっており、スペインの歴史に関する資料や模型、アルタミラ洞窟の壁画の原寸大レプリカ、ジオラマ、スペインの祭りで使用される巨大な人形等が展示されており、かなり充実している。この日はコスプレ撮影で赴いたのでグルグルと素通りしてしまったが、ちょうど撮影前日に古い歴史書2冊を読んでいて、711年のイスラム勢力によるスペイン征服あたりの粗描が出てきて興味が湧いていたので、時間があればじっくりと眺めていたかった。

時系列順にこの日撮影したコスプレ写真の作例を数回に分けて紹介していきたい。まずは超広角レンズを使った写真。超広角レンズは歪みが強いので撮るのが難しいが、その対処法などを検証していく。(全文:3,100字)

今回の撮影で使用したレンズ