野外ロケ撮影で超広角ズームレンズを使い倒す! – インパクトのある人物写真

超広角でインパクトのある人物写真を撮る。

壮大なロケ地では超広角ズームレンズを使いたい衝動に駆られる。もちろん標準レンズで真っ直ぐな絵も欲しいが、スタジオから飛び出して野外で撮影する時には、超広角を使う機会をカメラマンは虎視眈々と狙っているわけである。

しかしながら超広角レンズは難しい一面がある。画が決まりにくいし、歪みも激しいから必ずと言っていいほど被写体を中央に配置する必要がある。

一見すると沖縄の山の中のように見えなくもない滋賀県余呉湖の畔で超広角ズームレンズを使い撮影してきた。コスプレイベントの撮影スポットとも言える場所で、写真をTwitterで検索するとここで撮った写真がたくさん出てくる。

今回は超広角ズームレンズを用いた撮影を振り返っていきたい。各焦点距離で撮影した作例を元に、構図の意図などを解説していく。(全文:2,200字)

今回の撮影で使用したレンズ