2019年5月19日に、大阪府吹田市岸部にあるオッペン化粧品のローズガーデンでコスプレイベントが貸切開催された。主宰はスタジオルシエルを運営している会社で、貸し切りの名の通り参加者はコスプレイヤーとカメラマンのみという気兼ねなく撮影出来る環境だった。肝心の空の方はというと天気予報は曇り時々晴れだったが、その通りの空模様で、昼の1時過ぎ辺りまでは日差しが強かったものの、それ以降は太陽が雲に隠れがちとなり、イベント終了間近の午後3時頃になると、まるで雨でも降り出しそうな灰色の雲が空を広く覆っていた。

オッペン化粧品ローズガーデンは最寄り駅のJR岸辺駅から歩いて5分ほどと近い場所にある。岸辺駅は改装されて間もないのか神戸のJR灘駅のようにピカピカに輝いていて構内も広く、外観はクリスタルの宝石箱のような豪奢な出で立ちをしている。駅から見渡すと大きな研究所があり線路を跨ぐ恐ろしく長い通路があり学術都市だろうかと見紛うほどだが、電車は各駅停車の「普通」しか止まらない。そこで行きは両側に座席のあるタイプの車両に乗り込んでのんびりと電子書籍でも読みながら向かうことになった。混雑する快速電車で立っているよりも座れる方が楽だ。

今回はローズガーデンでのイベントを振り返っていきたい。使い勝手の良いレフ板やストロボ撮影は有りか無しかなどについて解説していく。（全文：2,600字）

この日の撮影で使用したレフ板