花畑に埋もれているように撮る方法 – 場所探しとレフ板の必要性、RAW現像

花畑の中に埋もれているように見える撮り方。

お花畑の中に佇んでいるように見える写真を撮る方法を紹介していきたい。良くTwitterなどでネモフィラ畑等の真ん中に立っている壮大なポートレートを見かけるが、あれは花畑に踏み入って撮っているわけではない。今回はそこの所を自然光ライティングなども交えて詳しく見ていきたい。

この日は十月初旬で良く晴れていた。このレイヤーさんとは少し前にも同じ某公園で撮影したのだが、その日も夏日のような暑さで辟易としたが、今回も夏の暑さが残っているような日だった。特にコスプレ撮影となると、重い機材を担いで彼方此方と動き回るから暑さが緩んだといっても油断は出来ない。

着替えに用いているレストハウスには有料のコインロッカーが設置されたので、レイヤーさんはカートなどの荷物を預けることが出来る。この日は2着だったが、そこそこ歩くので1着目着替え終わってからカートをコインロッカーに預けて貰ったら、こんなに楽だなんてと感動していた。

丘に咲いているのはマリーゴールドというキク科コウオウソウ属(マンジュギク属)の花で、言われてみれば刺身のパックに乗っている例のお馴染みの菊の花に形が似ている。公園の公式サイトを見ると、既に「見頃過ぎ」ということで少し草が伸びすぎて乱れている呈ではあった。5月頃に同じ丘でネモフィラとチューリップを撮影したが、今回はマリーゴールドを人物と共に撮影することになった。花に埋もれているように人物を撮る方法、レフ板の使い方、カメラの焦点距離による見え方の違い、RAW現像について解説していく。(全文:3,000字)

今回使用したレンズと機材