お渡しする撮影データのサイズはどれが最適か

とてもカッコ良く撮れた1枚。

ビックリするほどカッコ良く撮れていた1枚。X(旧Twitter)に最近上げて貰って、いつ頃の撮影だったかと振り返ったら、去年の2月、1年半以上も前のことだった。

場所は旧WTC(ワールドトレードセンター)、現コスモタワー。コスプレイヤーさんとこの場所で落ち合うときには、咲洲(さきしま)コスモタワーの名称は使わずに、WTCと呼ぶことがほとんどだ。人口に膾炙しているのは後者の呼び方という事になるが、いつ頃からコスモタワーと呼ぶようになったのか。調べてみると、大阪府に譲渡されたのが2010年で、その際に名称が大阪府咲洲庁舎に変更になったらしい。コスモタワーという愛称はあったみたいだが、2016年にテナント入居者に対するイメージアップを図り「さきしまコスモタワー」の名称が正式に採用された。第三セクター、バブル期の負の遺産と取り沙汰されることも度々あり、つい先日もコロナ禍に絡んだホテルの賃料関連の係争がニュースになっていたが、そんな騒動を余所にコスプレイヤーにとってこの近未来的な容貌を備えた建築物は、コスプレの聖地と呼んでも差し支えないほどロケーションが極めて良く、週末にはコスプレイベントが開催され広場はカラフルな賑わいを見せている。

今回の記事では、作例のような写真の作り方と、お渡しする撮影データのサイズについて解説していく。(全文:2,800字)

  • 作例の種明かし
  • 撮影データに必要とされる画素数
  • カメラの設定や使用レンズ、その他

今回のコスプレ撮影で使用したカメラ