アコスタ@京都駅ビルのイベント、クリスマスの時期とも重なり名物の巨大なクリスマスツリーと一緒に撮れるという事で、二着目はサンタの衣装に着替えての撮影となった。
衣装もとても上手に出来ていて撮影者としても熱が上がる。風邪から治りかけの体だったので熱が上がると困るのだが、まぁいつもの思い機材が担げるほどに体調が良くなって良かった。体調が悪いと体に力が入らない。
しかし病み上がりでもあったので、ライティング機材は最小限に留めておいた。ストロボ2灯と小型のアンブレラ1本。3000円の軽めの三脚に、マンフロットのアンブレラホルダー、ロールレフ。これだけだといつもの装備よりも軽い。カメラとレンズは減らすことが出来ない。カメラはCanon 1DXと予備の5DsRの2台。これはメインの1DXがショット数50万回に近く、公式の耐用シャッター数を超えているからだ。オーバーホールに出すと10万円以上するし、まだ使えているので修理に出していない。万が一の時のために普段は風景撮影に使っている5DsRを持参している。
レンズはOtus1.4/55、Otus1.4/85、Canon EF11-24mm F4L USM、Canon EF24-70mm F2.8L Ⅱ USM、Canon EF135mm F2 USMの5本。どれも重量級レンズだが、やはりレンズにはこだわりたい。
というようなラインナップでカメラバッグの方はいつものように重く、ショルダーバッグは軽かった。担いで歩くのは家か駅までの徒歩10分くらいだが、撮影中の移動なども入れると、街中イベントやロケでの機材は軽いに越したことはない。
二着目に着替え終わった頃には、冬至が近いこともあり京都駅ビル内は暗くなりかけていた(ちなみにJR京都駅から東寺は近い。徒歩15分くらい)。暗くなるとクリスマスツリーのイリュミネーションも輝きを増す。そこでツリーを背景に撮ることにした。
今回はイリュミネーションが輝く夜の街中で、ストロボを使ってポートレートを撮るときのカメラやストロボの設定について振り返っていきたい。(全文:2,700字)