キヤノンフォトサークル会員特典の一つである修理・メンテナンス割引20%OFFが、来年2019年4月1日より10%OFFに変更となる。ちょうど1DXをオーバーホールに出そうかとツイッターで呟いたタイミングでキヤノンフォトサークルから重要メールが届き、割引率変更の旨、告知があった。
Canon 1DX、5年以上使ってきてシャッター数も42万ショットを超えた。耐用シャッター数は40万ショットと公式のカタログに記されている。40万ショットの耐用テストに耐えたということなので、実際には40万ショット以上でも撮れるのだろうが、やはり念には念を入れてオーバーホールに出すべきか迷っていたところへ、修理を促すかのような割引率変更のメール。
40万ショットに耐えた、しかし50万ショットとは記載されていないという事は、45万ショットくらいで壊れたのか、幾つかのカメラで耐用テストを行って、60万ショット耐えたのもあれば、50万ショット行く前に壊れたとか実験結果にばらつきがあったのか、想像の域を出ない。
キヤノン開発部とのインタビュー記事で、実際は40万ショット以上、60万ショットは撮れるんでしょ?というのを目にした記憶がある。某巨大匿名掲示板でも100万ショット撮れたと書いてあったので、まだまだ大丈夫だろうとは思うのだが、撮影中に故障したら迷惑がかかる。あんしんメンテ・スタンダードに送ると、いつも耐用シャッター数が超えているので、オーバーホールを奨められる。
耐用シャッター数は、1DXの場合はカメラのメニュー画面から確認できるが、それ以外の機種はキヤノンのサービスセンターに出さないと分からない。5DsRをメンテナンスに出したときに修理表に今までのシャッター数が記載されていたから、カメラ内に情報は記録されているみたいだ。
先日25人の大型併せに赴いたときは、他にメインのカメラマンが3人いたが、たぶん集合写真は自分が撮ることになるだろうなという事で、万が一1DXが壊れたときのために、5DsRも持ってきていた。しかし荷物が800g分重くなる。実際カメラバックは満杯でいつもよりも荷物が重かった。
シャッターユニットの交換となるので、恐らく部品代込みで8万くらいだろうか。カメラ関連の出費が嵩む。10%の割引率に変更になる前に、オーバーホールに出すべきか。エントリー機を使っていた或るコスプレイヤーさんからアフターで聞いた話では、15万ショットのシャッター耐用で20万ショットほど撮ったところでシャッター幕が壊れたということだった。その話を聞いて自分のカメラもまだまだ使えるかなと安心していたが、不安が拭えない。
8〜9万円出せば、あと5年このカメラで撮れることになる。ハイエンドやプロフェッショナル機の買い換えは8年か12年に一回くらいで良いのではないかというほど性能が優れているので、これを機に早めにオーバーホールに出すのが賢明かもしれない。