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郵便局の「はがきデザインキット」を使って簡単年賀状作成! – 通信面と宛名面を印刷する際のプリンタの設定

郵便局のサイトから無償提供されている「はがきデザインキット2019」を使えば簡単に年賀状が作れる!
郵便局のサイトから無償提供されている「はがきデザインキット2019」を使えば簡単に年賀状が作れる!

1年半ほど前にWindowsパソコンからiMacにメイン機種を変えたのだけれど、Windows機の方がディスプレイだけお亡くなりになり、ディスプレイ一体型テレビパソコンの限界を感じた。修理に出せば使えるだろうが、どうせハードディスクは初期化されるだろうし、保証期間もとっくに切れているので修理代にお金がかかるのは目に見えている。とはいうものの17万円のNECハイスペックパソコンを毎日長時間使用で6年間も使い倒せたのだから大したものだ。

別のディスプレイかテレビに繋いで起動を試みる事も考えたが、果たして外部ディスプレイを繋げば自動的に外部の方に切り替わるのか、元のディスプレイが付かなければ外部ディスプレイの設定も変えられないのではないかという懸念がある。

やはり写真用のWindows機は、自分で構成を組めるハイスペックBTOがいいのだろうか。自作パソコンは過去に組んだことがあるが、Windows7をインストールする際にハードディスクを認識しなかったので自作を諦めた過去があり、おいそれと手が出せない。それにiMacの27インチ 5K Retinaディスプレイを体験すると、これまで使っていたWindows機ディスプレイで表示される写真がギザギザに見えてしまうのが目につき、Windows機には戻れない。そりゃ直線だけの表現ならRetinaディスプレイでなくても良いが、ディスプレイに表現されるあらゆるものは丸みを帯びている。丸みを液晶ディスプレイで滑らかに表現するなら解像度が多いに越したことはない。

大体のデータは既にバックアップを取っていたのでパソコンが壊れても問題ないのだが、問題なのはパソコンにバンドルされていた年賀状ソフトが使えなくなったことだ。住所録はバックアップを取っていた。

郵便局の「はがきデザインキット2019」を使って年賀状を作成

そこで郵便局のホームページから「はがきデザインキット2019」というアプリをiMacにインストールして使うことにした。自分でデザインして家のプリンタで印刷する分には無料。現代はインターネットのメールやツイッターで年始の挨拶が簡単にできるようになったので、年賀状の販売枚数は右肩下がりらしいが、そういった傾向を食い止めるために便利で面白いアプリをリリースしているみたいで、自動でコミック風のはがきを作成できる郵便局のアプリに漫画の画像を取り込んでみたら面白おかしく加工されたという画像がツイッターで回ってきたときには、これは思わぬバイラル効果だと感心してしまった。

さっそく「はがきデザインキット」を立ち上げて住所録を取り込もうとしたら、cvs形式のファイルしか受け付けていなかった。バックアップを取っていた住所録は、バンドルされていた年賀状ソフト「筆ぐるめ」のファイル形式になっており、cvs形式に変換するには「筆ぐるめ」を購入する必要がある。しかしたかだか40枚程度の年賀状を刷るために、6,000円程する年賀状ソフトを買うのも馬鹿馬鹿しい。ということで1から住所録を作成することにした。

今年の干支であるイノシシのイラストも用意されており、通信面の方は簡単に刷ることができた。お好みのイラストをドラッグ&ドロップするだけ。

通信面のプリンタの設定

印刷ボタンを押すと、キヤノンプリンタの設定画面が出てくる。プルダウンメニューにデフォルトで表示されている「任意のプリンタ」から自分のプリンタ名を選び、イラストが端まで描かれているデザインなので用紙サイズは「はがき 縁なし」を選択。

用紙サイズから「はがき 縁なし」を選択。
用紙サイズから「はがき 縁なし」を選択。

OKを押すと更に細かい設定画面が出てくる。プルダウンメニューから「縁なし全面印刷」を選び、はみ出しの度合いを設定。同じく「品位と用紙の種類」から、用紙の種類「インクジェットはがき(通信面)」を選択し、印刷品質を「きれい」にして印刷実行。こちらは問題なく簡単に刷ることが出来た。

用紙の種類は「インクジェットはがき(通信面)」を選択。印刷品質は「きれい」を選ぶ。
用紙の種類は「インクジェットはがき(通信面)」を選択。印刷品質は「きれい」を選ぶ。

1枚試し刷りをしてズレなどの問題がなければ、すべての年賀状を刷る

問題は宛名面(住所面)の印刷だった。

住所録から印刷してみると、宛名面の差出人住所が上の「年賀」の文字と下にある郵便番号の枠に思いっきり被っていた。しかも宛先の郵便番号も枠から思い切りはみ出してみた。印字された文字も何か太くて荒い。

よく見ると、「プリンタの設定を『フチあり』にする必要がございます。」と書いてある。

アプリから印刷を実行しようとすると、レイアウト調整の注意書きが表示される。
アプリから印刷を実行しようとすると、レイアウト調整の注意書きが表示される。

印字が荒いのはプリント品質の設定が『ふつう』になっていたからだった。三段階の品質があるが、真ん中の『普通』でこんなにも荒いとは。

印刷がズレていたので、慌ててプリンタの印刷ストップボタンを押す。パソコンの印刷中ウィンドウからも×ボタンを押すと印刷を中止することが出来る。危うく40枚の年賀状を台無しにするところだった。年賀状をするときは、通信面も宛名面も、まず1枚だけ試し刷りをしてから、問題がなければすべての年賀状をするという方法を採りたい。

印字がズレないための宛名面のプリンタの設定

まず「はがきデザインキット2019」で宛名面の印刷イメージから、差出人の住所の文字を小さくして、下の方に移動させた。差出人の郵便番号は削除した。送られてきた年賀状に郵便番号が記されていないのはこういう理由からだろうか。

印刷時に表示されるキヤノンプリンタの設定画面で「縁なしはがき」ではなく「はがき」を選び、印刷の品質を「きれい」に設定。縁なし全面印刷はオフになった。

用紙サイズから「はがき」を選択。
用紙サイズから「はがき」を選択。
用紙サイズに「はがき」が選択された。
用紙サイズに「はがき」が選択された。

「用紙の種類」は「すべてのはがき(宛名面)」に変更。

用紙の種類は「すべてのはがき(宛名面)」を選択。
用紙の種類は「すべてのはがき(宛名面)」を選択。

これで何とかはみ出さずに宛名面を綺麗に印刷できたが、宛先の郵便番号の枠は数字がギリギリ上に付くといった呈。綺麗に枠の真ん中に収まらない。これがプリントの面倒なところだ。自分で調節してくれとあるが、一番やりたくない面倒な調整でもある。今回はこれ以上は調整しなかった。

プリンタの設定をプリセットとして保存しておくと便利!

差出人は複数設定できるので、宛先の人に合わせて差出人の変更が可能。まずは通信面にイノシシの年賀イラストを必要な枚数分印刷して、後から宛名を各枚数分、設定で差出人を変更して印刷する。無事に全部印刷できた。

最近は年賀状終活というのもあるみたいで、中には40歳で年賀状を止めますと宣言した人もいるそうで、確かに忙しい年の瀬に年賀状を刷るのは面倒でもある。毎年プリンタで枠に収まるように印刷しなければならないのはストレスだ。

とはいえ、郵便局のはがきデザインキットを使えば、自分でイラストを選んで自分で家のプリンタを使って印刷する分には無料で使えるので便利といえば便利。年賀状だけでなく暑中お見舞い他のはがきも印刷できるので、はがきを頻繁に出す方だけでなく、自営業の方などはダイレクトメールなどの作成にも重宝するのではないだろうか。

通信面と宛名面でプリンタの設定を変えたが、プリント設定画面にあるプリセットのプルダウンメニューから「現在の設定をプリセットとして保存」を選べば、任意の名前をつけて設定が保存できる。印刷の用途毎に簡単に設定を呼び出すことができるので、プリセット保存しておくと良いだろう。

プリント設定画面のプリセットのプルダウンメニューから、「現在の設定をプリセットして保存」を実行する。
プリント設定画面のプリセットのプルダウンメニューから、「現在の設定をプリセットして保存」を実行する。