曇りの日にくすんだ色に撮れたカワセミの彩りを甦らせる方法

RAW現像で甦る彩りがある。

今季初のカワセミ撮影はあいにく曇りの日となった。人物を撮るときと同じで、どこから撮っても綺麗に撮れるが、カワセミ撮影の場合は、超望遠レンズを使い必然的にF値も高くなるから、ISO感度を高くせざるを得ないのが実情だ。

木の枝などに泊まっているカワセミなら三脚を使えば綺麗な写真も撮れるが、カワセミ撮影の醍醐味は餌を求めて水面に飛び込んでそこから舞い上がってくる瞬間を捉えることだ。となるとシャッタースピードを超高速にしなければならず、ISO感度は必然的に高くなり、ノイジーな写真になってしまう。

今回は曇りの日に撮影したカワセミ写真のRAW現像について見ていきたい。余り色味がパッとしないカワセミ写真の彩りを取り戻す。(全文:2,000字)

今回の撮影で使用した機材

ホビーズ フォトサイトシリーズ Kingfisher(キングフィッシャー)2