久しぶりに大阪市内にあるコスプレの聖地で有名な某公園で撮影してきた。天気はとても良く、咲き誇る梅や菜の花を見に来た人たちもいる中で、のんびりと二人のコスプレイヤーを撮影。
菜の花に囲まれたモデルを撮るのは初めての体験だった。黄色は飛びやすい。かといって暗めに撮ると人物の肌も暗くなってしまう。レフ板も近づけるわけにはいかない。ストロボを炊けば味気ない写真になってしまう。
案の定データを確認したら、白飛んでいた。ヒストグラムを見ると、3色の数値の内、2色が255と表示されているので、かろうじて白飛びは免れているのか。しかし目で見ると、白飛んでいるなという感じだ。
白飛びに見える菜の花を補正してみたが、やはり顔に影がかかり暗くなってしまった。ちなみに逆光で撮影している。
この日の撮影の終わりに、別の場所で銀色のレフ板で顔を白く飛ばして撮ってみた。銀レフで白く飛ばした顔と、白レフで普通の明るさ、どちらが好みかと聞いてみたら、銀レフで飛ばして白く明るくなっている顔の方が好みだという。「ポートレートならともかく、コスプレ撮影ならコッチですね」ということだった。
なるほど、やはり写真の明るさの好みは本人に聞くのが一番だ。白くて眩しい感じのする顔の明るさが、女子キャラをする時のコスプレイヤーの好みと覚えておこう。