7年ほどコスプレ写真を撮り続けてきて、良い写真を撮る為の重要な要素は何だろうと考えることがある。

ではそもそも良い写真とは何か。それは自分自身が良いと思える写真だったり、被写体であるコスプレイヤーが良いと思える写真だったり、第三者の目により良いと思える写真だったりと、視点を変えることで評価は変わる。

最後の第三者の視点に関しては、当てにならないことが多々ある。その第三者の教養やそれに伴う鑑識眼、性格、写真の腕前、好みなど様々な要素で評価は異なってくるし、中には気に入らない人をこき下ろしたいだけの輩も混じっているだろう。そのような評価は傾聴に値しないのはもちろんのことだが、そうでない場合でも人の好みは千差万別で評価の軸がブレやすい。フォトコンテストの評者をつとめる程の高いレベルの腕前と実績、積み重ねられた経験を持つ第三者ならば、その安定感のある寸評を雑誌などで読めば「なるほど」と頷かせるところもあるが、それ以外となると、どうも評価に信頼を置いて良いのかどうか覚束ないところがある。

ということで、趣味のコスプレ写真においては、カメラマンとコスプレイヤー、この2者の視点を重視した方がまずは効率が良い。

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