初めてのスタジオで撮るときは、どう撮るか迷うものだ。ライブハウスのように撮れる「スタジオ・ルクール」で8人の大型併せを撮影した。久しぶりの大人数だったように思うが、持参した機材に一部トラブルはあったものの、無事に撮影をこなしていくことが出来た。
作例を見ても分かるように、4人のメンバーが2階からこちらを見下ろしている。手前のメンバーはステージの上に立っている。4人のライブ模様をもう一組のグループのメンバーが見守っているという構図だ。
この構図の写真で如何にライブのリアリティを出したライティングで撮るか、またどのレンズを使用すればリアリティが増すか、以下の項目に沿って簡単に解説していきたい。(全文:1,700字)
- ライティングの忠実性と演出性
- カメラの設定
- 見守る4人の視線を強調する為に用いたレンズ