縁側と和室と背景 – 日本家屋でどう撮る?

暈かすかクッキリ撮るか。現地で撮り方を考える。

この日の鬼滅の刃併せ撮影で甘露寺蜜璃ちゃんのコスプレをしていたのは、九州からお越しのレイヤーさん。実はこの日は本当なら兵庫県丹波篠山にある大国寺で雪ロケの予定だったのだが、今年は暖冬という事で雪が積もっていないとの憶測があり、実際雪は積もらなかったみたいなので、数日前に急遽場所を変えて鴻池新田会所をロケ地と定めた。定めたと言っても筆者が決めたわけではなく依頼をくれたレイヤーさんがすべて手筈を整えてくれていた。

撮影の最中に、「良いですね、関西はこういう場所があって」と話され、別の所から遠征で来られたのか尋ねてみると、九州の方からだという。九州の方も良さげなロケ地がたくさんありそうだけれど、このような由緒ある日本家屋をロケ地として使えるのが近場にはないということだろうか。

さて初めての撮影、というわけではなくこの場所では1度大型合わせの時に撮影したことがある。着替えとして使用できる和室のスペースは二部屋あり、今回はその東側のスペースを借りての撮影だった。このときの撮影模様を解説していきたい。(全文:1,500字)

今回の撮影で使用したレンズ