美しい写真は限られた時間の中でしか撮れない。そう考えるとロケ地では余りのんびりとはしていられない。時間とは空間も含むのか、それともその時の雰囲気も含まれるのか。
F値の小さい良く暈けるレンズを使うときに、いつも迷うのが、少しはF値を大きくするべきか、絞るべきかという問題。こう言うと大げさだが、ちょくちょく迷う。
絞り値を上げる理由は幾つかある。このブログでも度々解説してきたが、今回はF値の異なる2枚の作例を基に、実際にどれほどの違いがあるのか、どのような違いがあるのかを解説していく。(全文:2,100字)