今年もほぼ連続10日で桜ロケに行ってきた。去年と比べてどうだったか、1ヶ月半経った今、振り返っていきたい。
今年は去年よりも3日ほど開花が早いという予想だったので、早めの予定を組んだのだけれど、いざ現地に行ってみると咲いていなかった。どうも余りロケ地に恵まれなかった今回の桜ロケのような気がしないでもない。
1日目 ひなぎさん
ひなぎさんとは何気に3年連続の桜ロケとなった。去年は小雨に見舞われたが、今年は大雨に見舞われた。天気が良かったり悪かったりと不安定な一日だった。通りの桜も予想とは裏腹にほとんど咲いていないので、背景を暈かしてさも満開のように撮るしかなかった。
後半は奇跡的に晴れてきたので、桜が咲いている場所まで移動した。前回ブログで3分咲きか5分咲きくらいと書いたが、ひょっとしたら散った後かも知れない。
桜ロケに来たのだけれど、後半の衣装では桜はうっちゃっておいて、東方のコスプレ写真を撮影することに。当方東方の作品は全くといって良いほど知らないが、暗い場所でストロボを使って逆光で撮るのが楽しかった。
僕も撮って貰った。ひなぎさん、今年もありがとう。
2日目 快さん
快さんとも何気に2年連続で桜ロケでの撮り合い。去年は大雨に見舞われて、ステキな桜雨撮の写真が撮れてはしゃいでいたが、今年は晴れた。昨日の今日なので、当然桜は満開ではなく、この日も桜を暈かして満開風に見せるしかなかった。
野外でソフトボックスを使った初めての撮影だった。
この日は弱虫ペダルの新開隼人で撮り合いしていた。
3日目 さくらっこさん
この日もまだ満開にはならず、桜を暈かして余り咲いていないことを誤魔化す。去年もポトレだったけど、今年もポートレートを撮影。最後の方は夏のように日射しが強く暑かった記憶がある。
筆者はこの日は真波君を。
4日目 純さん
今年も純さんと。ようやく見頃になってきたかなといった感じだった。場所によってはよく咲いている。雰囲気写真も撮った。ソフトボックスも使った。
この日筆者は橘真琴を。
5日目 アサさん、ENAさん
あーちゃんとは2年連続で桜景色での雨撮影になった。咲いていることは咲いているのだけれど、桜って曇ってると余り見栄えがしないなぁと。雨が降ると得意の雨撮影で、とても印象的な写真が撮れた。
この日は夜になってから、別の場所にロケ撮影に赴いた。環境光が暗い上に、人通りもそこそこあるので、上手く撮るのが難しい。ライティングって大切だと気づかされた日。
6日目 あぜりさん
この日が一番の桜の見所の日となった。満開の上に天気も良かった。この場所でのお薦め撮影スポットもようやく見つける。
7日目・8日目 岩美町遠征
泊まりがけでFree!の聖地岩美町へ。両日とも天気が悪かった。でも岩美駅の満開の桜が見れたから良しとするか。
9日目 アサさん、こすけさん
アサさん、こすけさんと桜ロケ撮影。この日も満開で見頃だった。大阪にこんな桜の名所があるとは今までついぞ知らず。
10日目 アサさん、毎栖さん
散って桜の花びらが半分くらいになっていたが、その分地面は桜の絨毯と化していた。一部まだ咲いている場所があったので、前半と同じく桜を暈かして満開に見えるように撮影。この日はソフトボックスで昼なのに夜に見えるように撮影した。
筆者は折れ木奉太郎をリベンジ。
2016年桜ロケの総括
今年の桜ロケを振り返って引っかかった点は、撮影場所の選定は大切であるという事と、五分咲きの時期に撮りに行っても余り良い写真は撮れないという事。
桜が満開だからといって何処で撮っても良い写真が撮れるというわけではない。モデルを置いてみてキチンと見栄えのするスポットを選ばないと、桜の魅力が伝わってこず、どう撮ってもイマイチ決まらない。
また五分咲きの時期に至っては、桜の木の剥げ落ちている部分を誤魔化すために桜の背景を思い切り暈かすしかなく、コレはもうどうしようもない。
毎年毎年おなじロケ地で撮影しているから目が肥えてきて写真につまらなさを感じているのかもしれない。あと桜の花びらは白飛びしやすい。モデルの顔を明るくすれば自然と桜の花びらは白飛びする範囲が広くなる。背景の桜の花びらの白飛びを防ぐには、モデルにストロボを当てるのが一番だが、野外ロケでストロボを使うというのも興を削ぐなと思ってしまう。しかし来年は晴れた日でもストロボを使った桜ロケを試すのもいいかもしれない。
撮影場所を厳選して、歩留まりを改善するのが来年の課題だ。