宇治伏見1DAYチケットを1ヶ月以上前に購入していたので、紅葉が終わる前になんとしても出かけなければいけなかったのだけれど、宇治も伏見もそんなに紅葉する場所があったっけと思い返し、のんびりとした気分で行くことにした。
おけいはんのCMでお馴染みの京阪電車に揺られて、まずは伏見稲荷大社へ。駅舎に稲荷寿司のお店が入っている。伏見稲荷大社は一度ポートレート撮影に来たことがあるけれど、果たして以前こんな店があっただろうか。地元のスーパーで稲荷寿司を買ってしまっていたので、こんなお店があると知っていたらここで買っていただろう。
さて先ずは鳥居がたくさん。伏見稲荷大社といれば朱の鳥居。どこまで行っても鳥居。山頂に登っても鳥居がある。入口が紅葉していたが写真は後にしよう。今日は山頂まで登ることを目標とする。
よく写真でも見る有名な二手に分かれる鳥居に着く。人がとても多い。ここを抜けてしばらく歩いて茶屋の前を通る。皆だいたいこの辺りで踵を返して帰って行く。ここからが本番。
茶屋の先を行くと人が減り始める。歩いて歩いて、見晴らしの良いところへ。ここが頂上かなと思ったら、まだ先がある。15分ほど歩くと書いてあるからもう少し。その前にベンチに腰掛けて稲荷寿司を食べることにした。
さてトントンと鳥居に囲まれた山道を登って行き、山頂に到着。
しかし見晴らしはというと、鬱蒼とした木々に囲まれていて何も見えない。途上の見晴らしのいい広場の方が京都を見渡せた。お参りしようとしたら、おばあさんと譲り合い。先にどうぞどうぞと言われたのでお賽銭を入れて拝む。階段を降りて振り返ると、信心深い人たちの集団が揃って手を合わせてお念仏を唱えていた。少し休憩してから下山。
流石に山頂まで登る人は少ないのか、人通りはまばら。下りなので足取りも軽やか。朱い鳥居が並び木々が生い茂る神秘的な空間。外国人観光客の人気ナンバーワンと書かれていた。
途中にある小屋で御朱印状をもらい、滅多に買わない縁起物を購入。
入口の鳥居のところまで戻る。またここでも御朱印状を貰う。鳥居の前のモミジが色づいていた。
冬至が近い事もあり日が暮れるのが早くなったせいか肌寒い。汗をかいたせいもあるだろう。余韻を残しつつ次の目的地、宇治へと向かった。