余り場数を踏んでいないスタジオではどう撮れば良いのか迷うもので、この日は2回目のスタジオルールだったが、撮影初っぱなから随分試行錯誤した。12月という寒い時期のせいだろうか、ライティングがなかなかうまく決まらず、二人して首をひねったのだった。
しかしながら撮り続けていくと調子が乗ってくるもので、なんとか求めている写真は撮れたように思う。筆者は冬が苦手なので、寒い時期には頭が働かない。そこをなんとか底力を振り絞ってライティングを考案していった。
今回は顔の半分に陰影を付けるライティングについて、ソフトボックスの配置やレタッチ等を交えながら解説していきたい。(全文:2,500字)
今回の撮影で使用したライティング機材