ハコアム大阪の3階にあるエスカレーター。足を乗せても動かないので乗る度に脳が捻れるような奇妙な感覚にさいなまれる。
このエスカレーターで撮る事になったのだが、同じ作品の同じキャラクターの同じ衣装で以前撮影したことがあり、あの写真はスマッシュヒットだったなと自画自賛していたのだが、今回も上手く撮る事が出来た。
ただ、かなり試行錯誤した。ここでの撮影が一通り終わってから、当初は上手くいっていなかったのが顔に出ていたとレイヤーさんに言われた程だった。
顔と言えば先日、もう何年も撮っている仲の良いレイヤーさんに、「ユージは何考えてるかワカラン」と神戸でポトレを撮っている最中に言われた。「付き合い長いワタシだから(何考えてるか)分かるけど、初対面の人とかだと本当に何考えてるかワカラン顔してる」。
そーいうところがとっつきにくいとも言われ、ここ最近プライベートでストレスになる事が多々あったり、そうでなくとも感情がフラットであるかのような表情をしている様で、撮影時の褒め言葉が棒読みであることと併せて、生まれついてのことなので全く自覚がないのだが、浪費癖が直らず常に金欠だし、介護やプライベートの事に追われて余裕がないのは確かである。
しかしせっかく気分転換の叶う趣味なのだから、これからは陽気に行こうと自分を変えることにした。
閑話休題。
こんな風に撮って欲しいと、違うエスカレーターで撮影した作例を見せてくれたのだが、これは一体どんな光でここの光はどうやって出しているのか、フォトショップの加工で光を足しているのではないかとも訝ったのだが、結果似たような光の効果も得られた。
今回はエスカレーターに特有の効果が得られるライティングについて解説する。(全文:2,300字)
- 試行錯誤
- 気分一新、一発で上手く撮れた理由
- ポージングのアドバイス
- 前からのライティング
- 焦点距離の意味