4年ぶりにびわ湖大花火大会を観に行ってきた。前回は1万円のカメラ有料席から撮ってきたが、今回は別の撮影スポットへと向かった。30万人の人出がある大人気の花火大会、JRの電車に乗り車窓を眺めていると、会場周辺の幾つかの駅のホームを通り過ぎる際に、誘導係を仰せつかった駅員達が物憂い衛兵のような面持ちで立ち並んでいるのが見えた。
会場となっている浜大津といえば、10年ほど前に度々コスプレイベントが開催されていて1度だけ訪れたことがある。駅から寂れた商店街をずっと歩いて行って浜大津アーカスという商業ビルに到着。近くの公園で撮ったが、4年前に訪れた際には、その同じ公園でコスプレを撮っていたことに全く気づかなかった。
正直人混みが苦手なのだが、花火大会のそれは人混みと一言で片付けられるほど生半可なものではない。大渦である。黒潮親潮である。そこで人がもう閑散としているところを探していこうと、前回のびわ湖大花火大会の記事でも予測を立てた場所に行ってみることにした。
今回は人が少ない穴場スポットとも言える撮影場所と、その混雑具合、打ち上がる範囲、花火を全て収めるのに必要なレンズについて解説していく。
(全文:6,500字・画像掲載:18枚)
- 人が少ない撮影スポットの紹介
- 撮影場所にこだわった理由
- 到着時刻の混雑具合
- 肉眼で観た花火の大きさ、撮影抜きの見物目的で楽しめるか否か
- 会場から遠く離れた場所で花火を閲覧するメリットとデメリット
- びわ湖大花火大会で打ち上がる花火の広さ
- 花火を全て収めるのに必要と思われるレンズ
- 夜景の写り方とベストと思われる撮影スポット
- 打ちあげ箇所
- 花火が写る範囲
- F値の設定
- 実際に持っていったレンズと必要だったレンズの違い
- 2台のカメラを使いどう撮るか
- 必要なレンズ
- 花火大会終了後に駅に帰る方法
- 担ぎやすいショルダーバッグの選び方
- 天気予報と実際の天気
- 結論