暗い背景を振り切れる程に明るく撮る – ISO感度を上げて撮る時 #10
以前当ブログで掲載した、シリーズ・ISO感度を上げて撮る時の記事で、ストロボを使わずにISO感度だけを上げて撮ったスペースがある。あの時はその写真で満足していたが、今回再び同じ場所で撮ることになった。 環境光を活かして撮 […]
以前当ブログで掲載した、シリーズ・ISO感度を上げて撮る時の記事で、ストロボを使わずにISO感度だけを上げて撮ったスペースがある。あの時はその写真で満足していたが、今回再び同じ場所で撮ることになった。 環境光を活かして撮 […]
F値を絞るのは何も集合写真の時だけとは限らない。全員にピントを合わせたいとき以外にも、F値を絞って撮ることがある。 ポートレート写真でF値を10まで上げるというと、意外と思われるかも知れない。一般的にポートレートと聞いて […]
どのメーカーのカメラにも、写真の明るさ(露出)を最適に撮ってくれるモードが用意されている。キヤノンのカメラではプログラム・オート・エクスポージャー(プログラムAE)という名称となっている。プログラムオートとも呼ばれる。ち […]
コスプレ撮影を始める前は、ポートレート的な写真を撮るのは年に数回、地下アイドルの撮影会に参加する時くらいだった。それまでは地下アイドルライブに誘われてライブをよく撮っていた。しかしライブ撮影はポートレート撮影とは言えない […]
コスプレ撮影のカメラマン募集でよく見かける条件の1つ「一眼レフを扱える方」という基準が曖昧なので、自分なりの基準を記したツイートが話題になり、反響を呼んだ。 扱える基準は、募集する側のレイヤー基準になるので一概には決めが […]
集合写真にも色々あるが、今回は初めて円形で寝ころびの集合写真を撮影してきた。今まで撮影したことがなく、レイヤーさん達が皆一様に円形に寝転がりだした時はどうやって撮ろう撮れるかなと一瞬うろたえた。 まず円形なので、斜めから […]
このブログではいつも「ポートレートは逆光で撮ろう!」と口を酸っぱくして言っているが、半逆光で撮るのも良い。 半逆光とは、モデルの斜め後ろから太陽光が射している状態のことだ。逆光は真後ろから射しているが、半逆光は斜め後ろ。 […]
人物撮影の基本は逆光と言われて久しい。太陽をモデルの背にすれば、髪の縁に美しい光が帯びる。この光の縁は俗に「天使の輪」と呼ばれている。 しかし逆光で撮るというのは難しいものだ。太陽の光が強すぎると、AFが迷い、ピントが合 […]
ポートレートを一番美しく撮れる時間帯は、夕陽の出ている時だろう。女性に内在する美しさを引き出すための光を余す所なく演出してくれる。夕陽をモデルの背後に逆光で撮るだけで、その日一日のクライマックスシーンが撮れる。 しかし夕 […]
野外でのポートレート撮影と言えば、絞りを絞ってパンフォーカスで撮るよりも、絞り開放で背景を暈かして撮る方がモデルが際立ち美しく撮るのが常道なのは、写真撮影に慣れた人には言うまでもない事だろう。 しかしただ背景を暈かすだけ […]
レンズのF値を上げれば上げる程、解像感は増していく。これは写真撮影の常識である。しかしこのF値も上げすぎるとレンズの解像力のピークに到達し、それ以後は解像力は下り坂となる。光の回折現象が原因による小絞り暈けが発生するから […]
黄色という色は他の色と比べて白飛びしやすい。黄色のTシャツや、黄色のウィッグ・・・。特にコスプレを撮っているアマチュアカメラマンにとって、金髪の髪のキャラと相対することは、そう希なことではない。 青空の下で撮ってみれば解 […]
これまでにも焦点距離24mmのレンズで人物撮影を撮る方法について何度か記事にしてきた。このレンズは広角表現が可能で、それ故に人物をこのレンズを使って撮る時は難易度が高くなることもこれまでに述べてきたとおり。 そのハードル […]
圧縮効果とは、被写体に背景を引き寄せる効果のことだ。被写体から大きく距離をとって撮影することでパース(遠近感)が弱くなり、あたかもモデルのすぐ後ろに遠くの背景があるかのように見える。 効果的に圧縮効果を得るには、中望遠レ […]
コスプレ写真を撮り始めた頃の自分の写真を見ると、まだまだこの頃はカメラの描写性能や設定に関する機能に頼りっぱなしだったなぁと頭を抱えたくなることがしばしばある。今から2~4年前に撮った写真に、そういった失敗写真とまでは行 […]
集合写真の撮影は案外構図に迷うものだ。カメラマンも迷うし主宰も迷う。人数が増えれば増える程、フォーメーションが限られてくるし、構図も限られてくる。しかし構図が限られるという点においては、カメラマンの負担が一つ減るので、あ […]
スタジオ撮影ではストロボを使った撮影が必須である。そうでもしないと暗い密閉空間のスタジオで天井にある蛍光灯だけを使って、綺麗に人物を撮るのは至難の業だ。 しかしいざストロボで撮るとなった場合、被写体と背景との明るさのバラ […]
花火撮影や夜景撮影などでは、長時間露光、所謂スローシャッターで撮影することになる。シャッターを開いているタイミングを自分で決めるバルブモードや、シャッタースピードを遅く設定する事で長時間露光を実現するわけだが、気をつけな […]
夜景撮影の際にレンズの絞りを絞ることで、光源が放射状の形になる事は前回の記事で述べた。絞れば絞る程、放射状の線は明確な形を取って長くなる。 光源を放射状の形にしてロマンティックな写真を撮ろう 夜景写真を彩る光の放射線の形 […]
カメラを始めた頃には気づかなかったが、撮影した写真によって、夜景のイリュミネーションの光源が丸かったり、放射状になったりすることがある。 光源が放射状になるのは、クロスフィルターを使っているからではない。カメラの設定によ […]
ここ8年間で5回程、花火撮影に赴いたことがある。今年はどういうわけか花火撮影に対して意欲が旺盛な筆者だ。TwitterのTL(タイムライン)に流れてくる他のカメラマン達が撮影した芸術の域に達した素晴らしい花火の写真を見る […]
写真撮影を進めていくと、苦手な分野が壁となって立ちはだかることがある。それは経験の少なさから上手く撮れないだけなのだ。撮り方のコツさえ覚えれば、苦手意識は克服できる。今回は苦手な撮影分野を克服するための方法を見ていこう。 […]
ポートレートやコスプレ撮影などで、モデルを前にした時に開放で撮るか絞って撮るか。この二つの選択は時と場合によりけりだろう。ピンショットなら開放で撮っても差し支えないが、ツーショットやスリーショットなら、どうしても絞らざる […]
先日シェアスタジオで大型併せの撮影に行ってきた。大型撮影は常に挑戦なので、エキサイティングだ。まず人数が多いので、緊張感が個撮や小型併せとは異なる。大型併せのカメラマンはさながらオーケストラの指揮者のような立ち位置だろう […]
夏と言えば花火、カメラを趣味にしている人たちにとっては一大イベントだ。時代だろうか、花火大会に赴くとみんなスマホを宙に掲げて花火を撮影している。一昔前は皆ガラケーを同じように掲げて花火を撮っていた。 ガラケーやスマホで花 […]
集合写真を撮る時に焦点距離を自由自在に変えることが出来る、つまり画角を自由自在に変える事が出来るズームレンズは重宝する。撮影場所によっては全員をフレーム内に収めるために、距離が取れなかったりすると、単焦点レンズでは被写体 […]
カメラマンにも得手不得手がある。白っぽい感じの写真は得意だけれど暗い感じの写真は苦手という人もいれば、その逆も又しかりで白っぽい写真は苦手だけれど、ストロボをパーンと当てた暗いイメージの写真を撮るのは得意という人もいる。 […]
一眼レフデジカメ初心者にとって、カメラの設定は初めての大きなハードルとなる。しかしこのハードルを越えなければ、写真上達の道はおぼつかない。 上手い写真を撮るにはどうすれば良いかという方法論は、それこそたくさんの書籍が書店 […]
暗い場所でISO感度を上げて写真を撮るのは、写真撮影の常道だ。初心者でも上級者でも暗い場所ではISO感度を上げて写真を撮る。暗い場所で明るく撮る為の最も手っ取り早い方法であり、最もよく知れ渡っている方法だろう。 余り外光 […]
24mmといえば広角、もしくは超広角の焦点域に分類される。広く撮れるので、通常は風景写真を撮る時に用いられる焦点距離だ。 一方、その広く撮れるという利点のみに目が行ってしまい、カメラの初心者が集合写真を撮る時に、使いがち […]
斜め撮りは上手く撮るのが難しい。なぜなら闇雲に斜め構図にして撮ると、ただ不安定なだけの写真を量産して仕舞いがちだからだ。 人物撮影における斜め撮りの極意 そしてそんな不安定な写真ばかり撮影してしまえば、被写体のレイヤーか […]
昨日アイナナの大型併せを撮りに行ってきた。スタジオは白ホリゾントとソファのある黒の部屋が用意されていたが、サブカメラマンの女性の方は黒の部屋で、僕は白ホリゾントで撮ることになった。 大型撮影で11人の集合写真を撮るのは久 […]