黄色のウィッグが白飛びしないように撮る方法

やや暗めに撮ったが、それでも黄色のウィッグは白飛びしてしまう。
やや暗めに撮ったが、それでも黄色のウィッグは白飛びしてしまう。

黄色という色は他の色と比べて白飛びしやすい。黄色のTシャツや、黄色のウィッグ・・・。特にコスプレを撮っているアマチュアカメラマンにとって、金髪の髪のキャラと相対することは、そう希なことではない。

青空の下で撮ってみれば解るが、黄色のウィッグは頭の天辺が白飛びしやすい。特に逆光で撮ろうとすると、白飛びから逃れられない。これはこういう表現として受け入れるのも一つの手だが、せっかくなので黄色のウィッグでも白飛びしにくい撮影方法をひとつ模索してみよう。

次の写真は青空の下、逆光で撮った。ピンクのウィッグはほとんど白飛びしていないが、黄色のウィッグが派手に白飛びしている。しかし露出を控えめにするとメインの被写体が暗くなる。それは避けたいから、敢えて背景も白飛びさせている。ウィッグの白飛びにも目を瞑っている。

逆光で撮ると、黄色のウィッグの方がどうしても白飛びしてしまう。
逆光で撮ると、黄色のウィッグの方がどうしても白飛びしてしまう。

一方、次の写真は木陰で撮影した写真。1時半過ぎの日射しが強い時間帯だったが、黄色のウィッグは白飛びせず、顔も明るく写っている。

木の下で撮影。黄色のウィッグは白飛びしていない。
木の下で撮影。黄色のウィッグは白飛びしていない。

要は直接太陽の光が、頭や体に降り注がない日陰の場所に、モデルを立たせて撮ると良い。真っ昼間でも日陰を選んで撮れば顔に影も落ちない。