先日コスプレイベントが開催されていたリバーモールに遊びに行ってきた。1990年代に完成した人工島六甲アイランドにあり、北は山、南は海に挟まれている。そのせいか冬場は風が強い。
この日も寒かった。家を出るときはそんなに寒く感じられなかったし、撮影にはいつも20kg以上の機材を両肩に担いでいるので、歩いている内に汗を掻くくらいに体が暖かくなる。この日もまぁ大丈夫だろうとまだ11月だったこともあり冬支度はせずに、撮影現場へと向かった。
空はあいにくの曇り空。曇りが一番中途半端で撮りにくい。晴れなら太陽光を駆使して、逆光で綺麗に撮れる。雨ならキラキラした写真が撮れる雨撮か、もしくはスッパリ諦めて撮影中止になる。
曇りだとどの角度から撮っても顔に影が落ちないので撮りやすいといえば撮りやすいのだが、光が乏しく、コントラストも乏しく、彩りに欠けるし、劇的な写真が撮りづらい。
これが晴れてたらと二人して悔しがったのだけれど、それ以上に寒くて撮影が難しかった。撮る方も撮られる方もがたがた震えながら撮影。頭が働かないし、レフ板も風で立たない。仕方なしにレフなしで撮っていった。
やはりこういう寒い日にはカイロが必須だ。コスプレイヤーもカメラマンも貼るカイロを貼ると良い。別の日に別のレイヤーさんにも持っていた貼るカイロをあげたら、凄く暖かくなったらしく喜んで貰えた。
カメラマンなら貼るカイロの他に、手がかじかむのを防ぐために貼らないタイプのカイロも必須だろう。これに指に穴の空いた手袋があれば最適だ。
他にもユニクロのヒートテックを下に着て防寒対策をしっかりして撮影に臨みたい所だ。寒さは撮影の大敵である。寒さで頭が働かないしポーズを取るのもしんどくなる。指はかじかむ。撮影に集中できない。
一番の対策は、冬はスタジオで撮影する事だろうが、冬の冷たいパリッとした張りのある空気の中で良い写真を撮りたいと思うもの。防寒対策をシッカリして撮影に臨むことで、良い写真が残せることだろう。