夏の日の生石高原でのロケ撮影を振り返っていきたい。今回は山ロケで望遠レンズを用いた撮影方法を解説していく。
前回までは秋のススキの生石高原でのコスプレ写真を振り返りつつ、様々な時間帯やライティングを用いた撮影方法を10回にわたり解説してきた。今回は更に時を遡って夏の生石高原での撮影について解説していく。第一回目は雲海、第二回目はストロボ光を用いた夜間撮影、第三回は天の川と一緒に人物を撮る方法を取り上げる。
今回とりあげるのは雲海と人物写真の撮影。背景に山を添えて撮りたいときの生石高原の撮影スポット、なぜ望遠レンズで撮るのか、F値の設定の意図、トリミングによる構図の変更とお渡し撮影データのサイズの問題、ストロボで空の色を出す方法など、これら複数の観点から解説していく。(全文:3,500字)