iMacをスリープ状態にしたはずなのに、パソコンのある方からハードディスクがダダダダと動いている音が頻繁に聞こえてきてはすぐに静まるという症状を2回ほど繰り返した。写真データをローカルのハードディスクに戻す作業した時に繋いだ外付けハードディスクが動いているのだろうかと確認してみたが、USBコードは既にiMacから外してある。配線の電源をオフにしてみた。
外付けハードディスクがパソコンと繫がってもいないのに音が鳴るはずもないなと、iMacをつけてみたら、画面右端に未インストールの状態のものがあるというウィンドウが表示されていた。
Canon DPPを閉じてインストールを実行したら、まだDPPが閉じていないというので、10秒ほど待ってからインストールを実行した。MacOS mojaveの10.14.1バージョンのインストールだという。
しばらく待っていたが、どうもパソコンの挙動がおかしい。画面が真っ暗になり、ハードディスクが動き出したかと思えば、直後にまた電源が切れたみたいになる。進捗バーが途中まで行ったところで、またハードディスクの動いている静かなカシャカシャというと音が落ちる。そしてまたうぃーんと音を出して電源が入ったような挙動を繰り返す。今度は90%までバーが進んだかと思ったら、また電源が落ちるような音がして、ちょっとしてまた電源が起動する音がする。
大丈夫だろうか、遂にハードディスクが壊れたかと思ったが、英語で進捗状況が表示されて(この後また電源が落ちたかも知れないが記憶があやふや)、次に日本語で表示され、残り40分があっという間に16分くらいにまで短縮されて、後は時間通りにインストールが進み、無事に見覚えのある壁紙とパスワードを入力する起動画面が表示された。
肝を冷やした。mojaveは以前記事にしたトラブルが遭ってからは今のところ問題なく動作していたが、アップデートでまさかこんな冷や汗をかくような状態に陥るとは。
今現在過去に撮影した写真データを外付けハードディスクからiMacのハードディスクに移行させていて、ローカルのハードディスクが3TBいっぱい使っているためにこのような不安定な挙動に陥ったのかも知れないが、そうでなかったら、mojaveをアップデートする度に今回のように肝を冷やすことになるのかと思うと憂鬱である。
とりあえずハードディスクの容量は余裕を空けて置いた方が良さそうだ。前もパンパンになるくらい使っていて、アプリの動作が遅くなったり不具合が出たりと色々あったので、1つの対応策として検討してみるといいだろう。
MacOSアップデートの自動インストールをオフにする方法
mojaveのアップデートインストールを自動的にしないように設定するのも1つの手だ。重要ファイルを外付けハードディスクに退避させてから実行すると良い。iMacなら書類や表などの重要ファイルはAppleのクラウドサービスiCloud Driveに保管済みだろうから、クラウドに保管されていない写真などファイルサイズが大きいファイルを外付けハードディスクに移しておく。ちなみにiCloud Driveは月額130円で上限50GBまでアップデートできる(2018年11月現在)。
自動アップデートをオフにする手順
- システム環境設定のアイコンをクリックする。
- システム環境設定のアイコン群から、ソフトウェア・アップデートを起動する。
- 詳細ボタンをクリックする。
- MacOSアップデートのインストールのチェックを外す。