iMac購入!ヘビーなWindowsユーザーがMacへ完全移行!

届いたiMac。予想以上に大きかったが、思ったよりも軽い。壁紙は筆者が撮影した写真に変えた。
届いたiMac。予想以上に大きかったが、思ったよりも軽い。壁紙は筆者が撮影した写真に変えた。

パソコンをWindowsからiMacに買い換えた。理由は今使っているWindowsは5年近く使っていて(ハードディスクが故障して一度修理に出したので実質3年半だが)、色々と不具合が出てきたことが大きい。ハードディスクから怪しい音がするかと思ったら、パソコンが動かなくなってOSが立ち上がらなくなり、OSのみ初期化することになった。アプリの再インストールに半日も費やした。

あとはWindowsのデザインにだんだん飽きてきたというのもある。ゲームなどの余計な宣伝が左下のメニューに表示されたりするのも気にくわない。あとは去年の11月にiPhoneデビューを果たし、7月にはiPad Proも購入して、無駄のない美しいデザインと洗練されたコンセプトに惚れ込んだというのもある。

ポイントを当て込んでヨドバシカメラかビックカメラなどで購入しようかとも考えたが、カスタマイズが思うようにできないみたいだったので、アップル公式サイトで購入することにした。9月上旬までショッピングローンの金利手数料24回払い無料キャンペーンをやっていたのも、購入を後押しした。

このショッピングローンの金利手数料無料キャンペーンはビックカメラでもやっていた。またヨドバシカメラは年会費3,900円のゴールドポイントカードプラス・ヨドバシプレミアム会員になると、12回まで金利手数料実質無料(手数料はポイントで還元)サービスをやっている。しかし高額商品となると12回払いでも月々の負担が大きいし、ポイント還元で実質無料とはいえ、手数料を取られるのも財布に痛い。(どうしても欲しい一眼レフ用レンズがある場合は12回払いでポンと買ってしまいそうだけれど)。なので24回払いまで金利手数料が無料なのは助かる。ジャックスやオリコなどが実施していて、アップル製品だけでなく、ソニーでも3万円以上の購入額が条件だったか、金利手数料無料キャンペーンを同じく9月上旬までの期間限定で実施していた。

カスタマイズを楽しむ!

選んだのは27インチ iMac Retina 5Kディスプレイモデル。さて購入時にやることで一番楽しいカスタマイズ。写真のRAW現像や動画編集を想定して、一番高い構成を選んだ。これでビデオカードも枠内で最上級のRadeon Pro 580(8GBビデオメモリ搭載)が積まれることになる。

CPUもIntel Core i7にアップグレード。Magic Mouse 2にするか、Magic Trackpad 2にするか迷ったが、Amazonのレビューを見て、Magic Trackpad 2に使い勝手の良さと将来性を感じたので、後者に決めた。さようならマウス。トラックパッドはノートパソコンを使っていた頃に慣れ親しんでいたが、5年ぶりだ。うまく使えるだろうかという一抹の不安が残る。

ハードディスクFusion Driveは3GBに増設。SSDの258GB、速いとはいえ小容量で、写真を趣味にしている僕からすると幾ら何でも不便だ。外付けハードディスクを使うのも面倒くさい。かたやFusion Driveには128GBのSSDが積み込まれていて、iMacが自動的に判断してどちらにファイルを置くか決めるそうだ。今使っているWindowsのSSDが128GBなので、十分間に合うだろう。

メモリは8GBのままアップグレードはなし。他のネットショッピングで互換メモリを買って自分で取り付けた方が安上がりで済む。

3年保証のアップルケアにも加入。一年半でハードディスクが故障してデータがふっとんだ災難を鑑みると、長期保証に入っていた方が無難だ。

無駄のないデザイン、三つ折りの取扱説明書

というわけでアップルの公式サイトから注文。1週間ほどで到着した。

届いたiMacの化粧箱。大きいのに製品を簡単に取り出せるように工夫されているところもMacらしい。
届いたiMacの化粧箱。大きいのに製品を簡単に取り出せるように工夫されているところもMacらしい。

思っていたよりも大きな箱だった。輸送用梱包を開け、化粧箱からiMacを取り出す。引っ張って取り出すのではなく、制服の箱のように蓋を開ける感じで難なく簡単に取り出せた。こういうところも良い。

包装を解いていき、机の上に乗せる。大きいが意外と軽かった。使っていたNECのデスクトップパソコンは気合を入れないと持ち上げられないが、iMacはそんなことはない。そして大きさの点で言っても、NECのデスクトップパソコンよりもなぜか小さく感じる。机周りが広くなった。Magic keyboard 2が小さいせいだろうか。

まず使っていたNECのパソコンと比べると薄い。机の奥に押し込めるので、机の前のスペースに余裕ができたのが、広く感じるようになった要因だろう。

取扱説明書は3つ折りにされた細長い紙切れ一枚。アップルは本当にこういうところが凄い。省略の美学というかジョブスが愛した禅の精神というか。NECの取扱説明書は分厚いのが3冊ほどあった(何度も引き合いに出して申し訳ない)。おそらくパソコンに不慣れな年配の方は日本製のパソコンについてくる何冊もの分厚い取扱説明書を見ただけで、嫌気がさすかもしれないが、iMacならそんな煩わしさからも解放される。化粧箱からiMacを取り出して、テーブルの上に置き、電源コードをパソコンの後ろに差し込んで、電源プラグを差し込み、電源ボタンを押すだけ。あとは初期設定。これだけでパソコンを始められる。

電源ボタンはどこだろうと探したが、取扱説明書を見ると、左背面についてある。早速ボタンを押して、iMacを立ち上げ、インターネットなどの初期設定をパパッと済ませると画面が登場。

27inchRetina5Kディスプレイ、映り込みがなくフラットで美しい。一気に視界が広くなった感じがする。大きな遊び場を手に入れた気分だ。