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iMacがスリープ状態にならない症状を治すための対処法を探る – NVRAMのリセット方法とMacの状態を安定化するための処方

ディスクユーティリティ画面。Macの安定性を高めるFirst Aidを実行できる。
ディスクユーティリティ画面。Macの安定性を高めるFirst Aidを実行できる。

はてなマークフォルダが出てiMacが起動できなくなった時の解決法を前回の記事で紹介したが、今度はiMacがスリープ状態に移行しなくなった。メニューからスリープを実行しても、15分ほどパソコンを放置しても、ディスプレイの電源は切れるが、ハードディスクの電源が切れていないのかファンの音が延々と聞こえてくる。時期は恐らく、はてなマークフォルダが出てからだ。あのトラブルに見舞われる直前からスリープ状態にならなかった記憶がある。Mojaveにアップグレードした影響だろうか。考えられる限りの対策を打ってみた。

iMacを立ち上げたら、はてなマークのフォルダが点滅した時の対処法 – MacOS復元とバックアップ関連のApple公式サイトリンク集

MacOSを再インストール

Mojaveが原因かも知れないという事で、MacOSを再インストールしてみた。しかし再びMojaveがインストールされるだけで、スリープには移行できなかった。

再インストール自体は1時間もかからなかった。前回は3時間近くかかったが、この点の違いは何だろうか。

NVRAMをリセットする

アップル公式サイトに掲載されていた記事を参考に、NVRAMをリセットしてみた。Macをシャットダウンし、電源を入れてすぐCommand + Option + P + Rキーを20秒ほど押し続けてみたが、こちらも変わらず。

Mac で NVRAM または PRAM をリセットする(Apple公式サイト)

NVRAMとは聞き慣れない用語だが、NVRAM(不揮発性ランダムアクセスメモリ)には、Macが素早くアクセスできるための諸々の設定情報が保存されている。同様にPRAM(パラメータメモリ)にも似たような情報が保存されており、上記の手順でこれらをリセットできる。

音量、画像解像度、選択されている起動ディスク、時間帯、最近発生したカーネルパニックの情報などがリセットされる。前回の記事で疑問符マーク(?マーク)フォルダが点滅するトラブルに見舞われたが、このような場合でもNVRAMをリセットすると解決する可能性があると上記した公式サイトには記載されている。

SMC(システム管理コントローラ)をリセットする

SMSはインテル搭載のMacで、バッテリー管理、熱管理、電源ボタンを押した時の反応などローレベルの機能を制御している。

Mac の SMC (システム管理コントローラ) をリセットする方法

SMCをリセットすると、Macで生じた様々なトラブルが解決することがある。上記した公式サイトにもSMCのリセットが必要な兆候がリストアップされている。

予期せずスリープ状態になったりシステム終了した後に電源が入らない兆候についてリストアップされていたが、スリープ状態に移行できない点については記載されていなかった。しかし試しにリセットしてみた。

SMCリセットの手順を踏む前にやっておくべき手順があるというのでやってみた。Command + Option + escキーで応答していないアプリを強制終了して、スリープを実行して解除するとあるが、スリープ状態にはならないので、この点がどう影響するかが不明。スリープの手順は省いて、再起動し、システム終了を実行して電源が切れてから、電源ボタンを押してMacの電源を入れた。
次にSMCリセットの手順。システム終了し、電源がオフになったら電源コードを外す。15秒ほど待つ。電源コードを繋ぐ。5秒待ってから電源ボタンを押してMacの電源を入れる。

これでSMCがリセットされたみたいだが、実感がない。そしてやはりスリープ状態にならない症状は改善しなかった。

ディスクユーティリティからFirst Aidを実行する

iMacを立ち上げた時に疑問符マークのフォルダが出た時の解決策を再び実行。かつては「ディスクのアクセス権を検証」「ディスクのアクセス権を修復」というメニューがあったが、どうも一本化されて単純なメニューとなった。

こちらも実行したが5分ほどで完了ボタンを押すよう促された。スリープ状態にならない症状は変わらず。念のためにド実行したが変わらなかった。

First Aidについては月一回の頻度で実行するとMacが壊れにくくなるという記事もネット上で見かけた。信憑性の程は不明だが、4年間故障のトラブルなく使い続けているとのことなので、効果はありそうだ。

アクティビティモニターで非スリープに設定されているアプリを確認

アクティビティモニターを立ち上げて、ウィンドウ上部のエネルギーのタブをクリックし、実行中アプリ一覧の中で、非スリープが「はい」となっている項目を探す。これが「はい」になっていると、パソコンをスリープ状態に以降する時間、放置していてもスリープ状態にならない。

しかしすべて「いいえ」になっていたから、アプリに原因があるとは思われない。

その他の考えられる要因と解決策

  • プリンタの設定 → プリンタの設定を削除・再設定する
  • 外付けハードディスク → 対応策未定
  • その他の何らかのアプリ → 対応策未定

とりあえず起きている間は着けっぱなしにして、外出時や就寝時にシステム終了を実行するしか術はない。ディスプレイはオフになる状態で、アクティビティモニタを見るとアプリ自体の消費電力はほぼゼロらしいが、ファンが回り続けている状態での消費電力やハードディスクの消耗が気になる。

やはりMojaveへのアップグレードは控えるべきだったか?Windowsのアップデートでは、20数年来ため込んでいたファイルがごっそり消えたという症状もニュースで話題になっていた。OSの早期のアップグレードは人柱などと自嘲気味に言われているが、先の疑問符マークのトラブルの件と言い、なるほど実感した次第だ。Mojaveのアップデートでスリープ状態に移行しない症状が解決してくれることを望む。

ディスプレイのみをオフにするショートカットキー

control + shift + メディア取り出し⏏

この記事を書き終わった後、なぜかスリープ状態に移行しない症状が治った!

記事を書き終わって、しばらく寝ていたら、どういうわけかスリープ状態になっていた。昨日か一昨日の夜はパソコンをつけっぱなしにして寝てしまったので、一晩中ハードディスク辺りの冷却ファンが静かに唸っている状態だったのだが、どういうわけかスリープ状態に移行できていた。10分〜15分操作なしでスリープ移行も、メニューからのスリープもきちんと出来ていた。アプリを仕様状態でもすべてのアプリを使用終了してからのスリープもきちんと機能した。

何が原因だったのか、なぜ治ったのかさっぱり分からない。ずっと起動中のプログラムが見えないところで長々と作動していたとでも言うのだろうか。

また同じ症状が出る可能性もあるので、このページで追記していきたい。