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桜紀行2018 第3回 〜吉野・藤原宮跡・岐阜城・薄墨桜・高遠城址公園〜

7日目 吉野

吉水神社の駐車場脇から見渡せる一目千本。

吉水神社の駐車場脇から見渡せる一目千本。

花の吉野で有名な吉野山の桜へ。去年はほぼ散った後に行ったので何だかなぁという感じだったが、今年は下千本から上千本まで満開の時期に赴くことが出来た。朝のNHKのヘリコプターからの中継を見て出かけることを決めた。

吉野の桜。

吉野の桜。

前景に桜、金峯山寺蔵王堂が遠くに見える。

前景に桜、金峯山寺蔵王堂が遠くに見える。

いやもう素晴らしい。これが吉野か。カメラ雑誌で写真家達がNo1に上げた名所ということだが、なるほどこれは頷ける。富士山は遠いが吉野は比較的近いから、関西に住んでいて良かったと思える瞬間だ。朝から晩まで吉野の桜を堪能し尽くした。

後醍醐天皇の南朝皇居跡。今は南朝妙法殿が建つ。

後醍醐天皇の南朝皇居跡。今は南朝妙法殿が建つ。

まだ中腹だが、ここからの眺めも絶景。

まだ中腹だが、ここからの眺めも絶景。

靄がかった夕暮れ時。春ならではの美しさ。

靄がかった夕暮れ時。春ならではの美しさ。

8日目 藤原宮跡 石舞台古墳

藤原宮跡の菜の花と耳成山。

藤原宮跡の菜の花と耳成山。

菜の花と桜のコラボレーションが撮りたかったが、残念ながら桜の方は5割方散った後だった。今年の桜は早い。

藤原京跡。桜は半分くらい散ってしまっていた。

藤原京跡。桜は半分くらい散ってしまっていた。

藤原京跡の桜を魚眼レンズで撮影。

藤原京跡の桜を魚眼レンズで撮影。

また来年、満開の時期に来ようと思う。

また来年、満開の時期に来ようと思う。

平城宮跡の広い野原を横切り歩いてみたが、あまり見るものがない。三つの標高の低いなだらかな山が奈良の穏やかな風土を感じさせる。電車とバスを乗り継いで飛鳥の石舞台古墳へ。こちらの桜もあらかた散ってしまっていた。小学校か中学の遠足できた覚えがあるが、あのときに見た印象とはまた違った感じがするものだ。ライトアップまで滞在していても意味がなさそうなので帰ることに。

9日目 岐阜城 淡墨桜

樹齢1500年の薄墨桜。

樹齢1500年の薄墨桜。

どうしても行きたかった織田信長の居城である岐阜城へ。JR岐阜駅前の黄金の信長像も見たかった。バスを使うとアクセスしやすい場所で、ケーブルカーを登って岐阜城天守閣に。中はコンクリートで鎧や絵などが展示されており、思っていたよりもこぢんまりとしていた。

JR岐阜駅北の黄金の織田信長像。

JR岐阜駅北の黄金の織田信長像。

岐阜城天守閣。

岐阜城天守閣。

しかし天守からの眺めは格別で、岐阜の街を一望でき、雪を被った山々を見渡すことが出来た。丘のような山の連なりも芸術家による造園のようで美しい。岐阜城麓の公園は「板垣死すとも自由は死せず」で有名な板垣退助が受難した場所でもあり、銅像が建っていた。

雪を頂く山が見える。

雪を頂く山が見える。

山と岐阜の町並み。

山と岐阜の町並み。

岐阜城を後にして、樽見鉄道で終着駅まで行き、薄墨桜を鑑賞。綺麗に整備された公園には観光客が大勢いて一大観光地と化していた。やや整備されすぎている感がないでもなく、田舎の山奥に来たという感じがあまりしない。桜はやや散りかけていた。日が暮れ始めた頃に小雨が降り出した。

やや曇りがちな天気で、夕方には小雨が降り出した。

やや曇りがちな天気で、夕方には小雨が降り出した。

ブルーアワーの薄墨桜。

ブルーアワーの薄墨桜。

10日目 高遠城址公園

高遠城址公園の夜桜の雲海。

高遠城址公園の夜桜の雲海。

青春18切符を使い、木曽福島経由で日本一の桜と名高い高遠城址公園へ。途中木曽あたりで吹雪き、桜の咲く中で珍しい光景を見ることが出来た。窮屈だったので写真は収めず。午後4時過ぎに着いてみると城跡ということで小高い場所にあり、疲れる。素晴らしい桜景色。しかし日本一と銘打つだけあり、観光客もなかなかに多い。

高遠湖と高遠さくらホテル。

高遠湖と高遠さくらホテル。

いったん公園を出て、ダムと高遠湖が見える橋を渡り、小山に登り、遠くからライトアップされた高遠城址公園の夜景を収める。カレンダーで見て自分も撮りたいと思った桜の雲海が撮れて満足。

そして再び橋を渡り公園の方に戻り、桜の夜景を収める。

夜の高遠城址公園。有名なハートマークに象られた空。

夜の高遠城址公園。有名なハートマークに象られた空。

高遠城址公園有名スポットの桜雲橋。

高遠城址公園有名スポットの桜雲橋。

その後、また橋を渡り、小山の麓の方に戻り、その先にある薬師堂の枝垂れ桜を星空と共に収める。

勝間薬師堂の枝垂れ桜。星もたくさん出ていた。

勝間薬師堂の枝垂れ桜。星もたくさん出ていた。

-1℃と寒すぎて夜中の2時過ぎに撮影を断念。月も東の空から出て星も乏しくなったので、歩いて駅まで帰ることに。3時間半くらいかかり駅に着く頃には空が白んでいた。バスで来たときは田舎でありながらも真新しい家々が立ちなかなかに良い景色だったが、夜中に歩くとほとんど何も見えないし寒いし、右側にある山肌が冷たい顔を向けていたので、見るべきもの感ずるべきものが何もない歩き旅となった。しかしそのおかげで始発の次の電車に乗れ、この後行くことになる河口湖の富士山を撮る時間を確保できた。

第4回へ続く。