夙川 – まほろば探訪 第49回
夙川は地元と言えるかどうか。記憶の中では市の境界線の微妙な場所にあるはずで、どういうわけか夙川は芦屋市のイメージがあるのだが、確か西宮市に属していたはずだ。地図で確認してみたら、境界線からそこそこ離れたところにあった。て […]
夙川は地元と言えるかどうか。記憶の中では市の境界線の微妙な場所にあるはずで、どういうわけか夙川は芦屋市のイメージがあるのだが、確か西宮市に属していたはずだ。地図で確認してみたら、境界線からそこそこ離れたところにあった。て […]
岐阜城は巨大な満月と天守閣を共に写真に収めることが出来るスポットとしてカメラマンの間で有名だが、訪れた時はそんなことはつゆ知らず、ただJR岐阜駅前の黄金の織田信長像を見たいが為に岐阜に足を下ろしたようなものだった。 もち […]
今年も吉野に行ってきた。1年前に行ったときはすでに花の盛りを過ぎ、あまり咲いていなかったので感動の薄い吉野の旅になったが、今年は下千本から上千本まで満開だった。今年は暖かい日が続き、3月でも初夏のような汗ばむ日が幾度かあ […]
絶景写真は撮っていて楽しい。目で見るのも楽しいし、未知の土地を歩くのも楽しい。 しかし絶景写真であるが故に、人気撮影スポットという宿命から逃れられない。人気スポットと言うことは、他のカメラマンたちも撮影に訪れているわけで […]
以前大阪市内で開かれていた写真展を見に行った帰りに、ついでにスナップショットを撮ってきた。キラキラと輝くガラス張りの、真新しいビルが建ち並ぶビジネス街を梅田駅に向かってテクテク歩いて撮っていったのだけれど、なんとも絵にな […]
阪急電車四条河原町駅から市バスで清水寺へと向かう途中、車窓から必ず目に留まるのが赤い門構えの八坂神社だ。目的地は清水寺なので八坂神社の門はくぐらないのだが、清水寺から二言坂、高台寺へと向かえば、後はちょっと歩けばすぐに、 […]
東寺 – 教王護国寺。歴史を紐解くと、京都にあるこの古い寺院は、様々な歴史的事件に関わっていることが分かる。 1336年 足利尊氏が陣を敷き、後醍醐天皇側の新田義貞が東寺を攻撃。 1441年 嘉吉の徳政一揆。 […]
念願の金閣寺へ行ってきた。 鹿苑寺、通称金閣寺は時の権力者である足利義満が創建。元は西園寺公経の別荘で、荒れ果てていたのを義満が譲り受けて山荘北山殿を造営、邸宅とした。時に西暦1397年(応永4年)。まさに室町幕府の絶頂 […]
梅田から少し離れたところに、梅田スカイビルという高層ビルがある。この中にはシネリーブル梅田という中規模の映画館が入っていて、たまに映画を観に行くのだけれど、なぜこんな梅田から少し離れた、東は開発の手が着いていない空き地の […]
池田山から二度大阪の夜景を撮ったことがある。二度とも花火撮影のついでだったので8月の暑い時期だったのだが、池田山から大阪市街を見渡すと、遠くに高層ビルの連なりが見え、その中でポツンと頭ひとつぶん出ているビルがあることに気 […]
姫路城という城を歴史的に説明しようとすると、どうも煩わしさを感じる。まず姫路駅を降り、姫路城まで歩いて行くと、先年放送されたNHK大河ドラマの主役、黒田官兵衛孝高のゆるキャラのイラストが何度も目につく。あたかも今目の前に […]
しとしとと春の小雨の降る中、高台寺へと続く石畳を歩く。京の都と呼ばれていた時代を彷彿とさせる道といえば、ここと清水寺参道が1、2を争うだろうか。ねねの道というらしい。ねねとは豊臣秀吉の正室ねねのこと。秀吉薨去後は落飾して […]
今年もやってきました神戸ルミナリエ。毎年開催されるたびに来年は資金難で開催されないとの噂が立つが、今年も無事開催された。その目的は阪神淡路大震災の犠牲者への鎮魂を込めたイベントと記憶している。あの震災からもう22年も経つ […]
寺社仏閣では三脚や一脚の使用を禁止している場所が多い。昼間なら手持ちでの写真撮影に支障はないが、夜となると途端に難しくなる。 まず手持ち撮影となると、開放F値の小さい明るいレンズで、絞りを開放F値に設定。それだけでは明る […]
紅葉づいた山を背後にいただく宇治川を渡ると、巻物を手にしてきょとんと座している紫式部の石像が見える。なんでも紫式部が記した源氏物語の最後の十帖がここ宇治を舞台にしているとか。源氏物語といえば谷崎潤一郎が現代語で訳したもの […]
撮影から帰ってきてヤフーのトップページに繋ぐと、上空から撮ったかのような山の紅葉写真がピックアップされていた。巨大な吊橋を囲むようにして紅葉している山々、その奥には街の景色。星のブランコという吊橋で、場所は交野(かたの) […]
蛍が舞う季節が5月下旬から6月上旬だと聞いてビックリした。蛍というと、何故か8月のイメージがある。ジブリ映画の名作「火垂るの墓」の主人公達が涼しげな格好で自炊生活を送っているシーンせいだろうか。それに戦争映画というと夏の […]
今年の紅葉は例年よりも早いらしく、既に見頃を過ぎた場所もあり、いい古都チケットやその他の一日乗車券を前もって購入していた筆者としては、急いで京都に行かなければならなかった。京都国立博物館で開催されていた国宝展の前売りチケ […]