芦屋サマーカーニバルは地元の花火大会なので何度か訪れている。久しぶりに今までに撮影したサマカの花火写真を見返してみて、色々と思うところがあった。
ところでサマカとは芦屋サマーカーニバルの略だ。こう呼ばれていると花火の見所スポットサイトに出てきたが、本当だろうか。なんだか語呂も響きも悪いし何でも略せば良いってもんじゃないとも思うのだが。
2017年は有料観覧席から
2017年は有料席から観覧した。1万円でお弁当が付いてきてビールが飲み放題。目の前で花火が上がるのでとても迫力がある。筆者1人だったが、隣もお年寄りが1人で楽しんでいた。その隣は席が空いていた。テーブルに名前が張り出されていなかったので、埋まらなかった有料席なのだろう。誰かが座ろうとするとそこは有料席だからとスタッフが制止した。しかし花火の途中でカップルがどこからともなくやって来て座りイチャつき始めて、振動がこっちにまで伝わってきたので迷惑だった。
この日の花火ははじめはF10で撮影。初っぱなからでかい花火が上がる。しかしどの花火も白飛びしてしまう。恐らく花火と距離が思いっきり近いから明るいのだろうか。もっと絞って暗く写した方が良かったのかも知れない。
目の前に次々と上がる花火は綺麗だが、その連続をうまく捉えきれない。こんな近い場所から撮るのは初めてで、どれくらい大きく上がるかも予測不可能だったので、花火がはみ出る。レンズを標準ズームから超広角ズームに慌てて付け替えた。
途中からなんか写らないなーと感じ、F7.1に変える。白飛んだり飛ばなかったりと不安定。またF10に戻して、F13にあげて、すぐにまたF10に戻して、F8にしたら上手く撮れたり白飛びしたり。むーずかしー。
最後はF10に設定したが、やはり白飛びやすい。この場所だと花火から近すぎるから、F14〜F22で撮った方が良かったんじゃないだろうか。
総評としては、良い写真も撮れたけれど、昔撮ったほどの写真は撮れなかったかなと。あと他の花火大会、みなと神戸海上花火大会やびわ湖大花火大会とどうしても比べてしまうが規模も違うので、あまり比べるものでもないだろう。
2016年は渦森台から
詳しいレポは過去の記事を参照して頂きたい。
ここで撮ったの失敗だったかなぁ、南芦屋浜公園で撮れば良かったかなぁと当時はちょっとガッカリしたのだったが、今見るとそう悪くはない。大阪湾を挟んで大阪南港の夜景が花火の向こう側に写っているし、夜景は綺麗だ。
F値はF10やF11。遠いから暗いんじゃないかとも思われたが、白飛びしてしまう花火は白飛びしてしまう。F22でも撮影してみた。夜景が暗い。しかし花火の白飛びを確実に防ごうとするなら、F22くらいまで絞って撮るのは常道だろうか。シャッタースピードが47秒と結構長い。長い割りには写っている花火が少ないような感じが当時はした。もっと花火上がってたよね、と。F22だから写らなかったのか、それとも気のせいか。
2015年は芦屋浜から
南芦屋浜まで行くの面倒くさかったのかよと。ここから歩いて20分くらいはかかるし、花火客も多いだろうからという事で、人混みを避けて、芦屋浜で。しかし目の前には湾岸道路の橋が架かっている。昔は橋はなかったのだが、残念なことだ。橋が架かっていなかった頃はあの場所で花火が上がっていたのだろうかと思ったが、南芦屋浜が出来るのは橋が架かってからだから、恐らく別の場所で小規模に上がっていたのかも知れない。
橋がなければ最高の写真になっていたことだろう。橋マニアの人がいれば橋と花火のコラボでひょっとしたら最高の写真として認知される可能性もなきにしもあらず。
すべての写真をF11で撮影している。設定を変えるのが面倒くさかったのか、橋が目の前を横切っているので諦めたのか。最後のスターマインはさすがにちょっと白飛びしすぎだった。F22迄絞って撮れば花火を捉えることが出来たか。
200mmの望遠で画面にはみ出すほどに撮影した花火はダイナミズムに溢れている。ここの花火はこの年が一番上手く撮れたのではないか。橋さえなければ。
この時のピント合わせは確か、花火が打ち上がってからライブビューモードでマニュアルフォーカスで打ち上がり中の花火を拡大表示して合わせていた。
これ以前も2回ほど行った記憶があるのだが、ローカルディスクに保存していないので、また機会があれば外付けハードディスクから引っ張り出してきて振り返ってみたいと思う。