Twitterの方でカラーフィルターを用いたストロボ写真がよく流れてくるので、いつか挑戦してみたいと常々思っていたのだが、数週間ほど前に実現した。
撮り方など何ステップかで記載されているツイートも流れてきたが、どうも写真にディレクションの入ったあの手の短い文章を読むのが面倒くさくて、前からストロボを当てるだけだからなんとかなるだろうと踏んで、詳しい撮り方も調べずにやってみたら出来たのが前回の撮影。
或る程度の撮影経験を踏めば、応用が利くようになるし、他人を頼らず自分の頭で考えた方が思考能力も鍛えられる。それほど難易度の高いスキルでも無いので調べなかったわけだ。今まではカラーフィルターをモデルの背後にある壁に向けて照射し、背景に色をつけていたが、カラーフィルターを取り付けたストロボでモデルその人に色をつける手法を用いる。
今回再び同じ作品の同じキャラクターでカラーフィルターを使って撮る機会を頂いた。前回とは異なる撮り方をしてみたので、改めてカラーフィルターを被写体に当てて撮る方法を数回にわたり解説していきたい。(全文:2,800字)